がするといった波乱万丈の巻でしたが3巻は日常生活を描写し、霧島の感情の掘り下げや事件の伏線、さらに新キャラ登場など目新しくも今までのエピソードをさらに掘り下げた話が多くなっています!
また番外編は幼い吉乃と布袋のほんわかエピソードが収録されていたりと見どころ満載です!
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【10話~13話】来世は他人がいい・ネタバレ【3巻】
では以下に「来世は他人がいい3巻」のネタバレを書いていきます。
まずわかりやすいようにポイントをあげますね!
10話:悪女、もしくは破滅を呼ぶ女
朝、吉乃は翔真に電話をかけ、霧島が夏に大阪に行くことを伝えます。翔真は不服そうですが、しぶしぶ了承。そしてその後、吉乃は霧島と電車で登校しました。今日は大変込んでいて満員電車での通学となりました。そこに吉乃へと伸びる手が!それにいち早く気付いた霧島は吉乃を守りやすい位置に移動させます。
話題は学生時代に吉乃は車で通っていたというものに。その中で中一の時だけは翔真と通っていたと話すと突然霧島の様子が急変します!挙動に変わりはないのですが、雰囲気が殺意全開になったのです。吉乃はそれを一時的なものだから気の生と思うことにしました。
でも急に心変わりしたか?などと授業中に思いを巡らせます。嫌われる女子とは、なんてこと検索してみたりもしますが何の役にも立ちません。しかしふと窓の外を見ると霧島がランニングしており、授業中の吉乃をよそ見していました。その鋭い眼光に吉乃はまたもゾッとするのでした。そして自宅に帰って衣替えをする吉乃。
大量に着替えて捨てる服を吟味します。その時霧島のことを思い出してまたイライラしだす吉乃ですが、そんな時突然霧島が庭からやってきました!驚く吉乃!どうやら郵便物を届けにきたようです。そしてちらかった部屋の様子を見る霧島。衣替えだと説明しる吉乃ですが「荷造りしてるのかと思った」と一言呟いた途端、霧島から向けられるオーラがまたも尋常じゃない殺気となっていました。
吉乃もこれにはやばい、と感じます。「それわかっててやってるの?」と霧島に問い「アンタ私の事殺そうとしてるわよ」と真剣な面持ちで告げます。何がそんなに気に食わないのかわからに吉乃。いくつか問答をした後「翔真に嫉妬しているのか」と問います。すると「付き合ってるの?」と返され「付き合ってるなら全部自分の前でしてほしいな」と爆弾発言を霧島はするのでした!「恋人のすること全部俺の前でやって、最後に男を殺して帳尻を合わせたい」と霧島の歪んだ性癖が暴露されます。
これには吉乃もドン引き。「そもそも翔真は家族だって言ってんだろ」と訴えます。でも霧島にはそれだけの存在ではありませんでした。
「翔真に嫉妬してるみたいに聞こえるわよ」と御いう吉乃の言葉で気付いた霧島。「そうかもしれない。嫉妬で頭がイカれそうだ」と真顔で言います。霧島の言動のお菓子さに頭を抱える吉乃。そんな吉乃を見て「じゃあ普通になろうか?」と霧島はかしずきながら言います。しかしその言葉は吉乃の逆鱗に触れました。「お前女の機嫌とるために自分の生き方曲げるんか」そう言う吉乃の顔は苛立ちに満ちていました。そしてフェアじゃないからと「1年経ったら大阪に帰る」ことを霧島に教えます。
その代わりその1年の間に惚れるようなことがあったら東京に居続けると吉乃は宣戦布告のように告げました。そして「普通なんてすぐ飽きてやめるお前に惚れるわけがない」と吉乃は言います。霧島は困惑しているのか「じゃあどうしたいい」と尋ねました。すると口汚く「しょーもない男」と言った後「中途半端に真人間装うくらいやったら世界で一番頭おかしい男になれ。
そのほうが1000倍マシや」ろ霧島に怒鳴りつけました。そうするとなんとも霧島は嬉しそうな顔を浮かべ「吉乃にいつか飽きるかもと思ったけど、吉乃が吉乃でいる限り俺は永遠に吉乃が好きだ」と顔を赤らめて告白するのです。それに拍子抜けした吉乃はめんどくさいことになったと呆れます。そんなことはお構いなく霧島は嬉しそうに吉乃にかまうのでした。
11話:頭が良いのか馬鹿なのか
今朝、目が覚めたら37度の熱を出した吉乃。吉乃は夏風邪をひくのが通例で「今年もやってきたか」と慣れた様子。
とりあえず今日だけ休もうと霧島にメッセージに送ります。するとその3分後、汗だくの霧島が様子を見にやってきました。1キロを3分で走ってきたみたいで、化け物みたいな運動量です。病院に行こうと言う霧島ですが、まさかの吉乃は断ります。病院嫌いだから行かないと言う吉乃。なので一日家で寝ていることに。心配な霧島は学校には行きますがメッセージを送るけど既読だけで言い、昼に連絡するけどこれもしんどかったらとらなくていいなどと、重たいくらいの心配をしてきます。
その後、霧島がいなくなったらクーラーをつけながら寝て、霧島の買ってきたスポーツドリンクを吉乃は飲みます。霧島が風邪の看病のセットを全てそろえてくれたので助かるなと思うのでした。昼になったら霧島はメッセージを送ります。吉乃は熱が若干上がった様子。電話にも出ません。心配なのか霧島は早退します。しかしその時ヤクザ関連の相談事の連絡が入ってきたので、夜、その指定された店に行くことに。どうも東鳴子一家というヤクザの総長の愛人に舎弟が手を出したという事件があり、その愛人と舎弟が逃げていたという場所を突き止めたようです。
2人をかくまっていたオーナーが霧島に電話してこの事件は発覚。橘に電話して事情を話した霧島は、この失踪中の愛人と舎弟を探せと指示を受けます。そしてこの店のケツモチがいないことを橘さんにチクり、人をよこしてもらいます。ヤクザじゃないから連絡したのにヤクザが来ることに驚くオーナー。霧島がヤクザじゃないのは本当ですが、ヤクザの問題をヤクザ無しで解決するなんて虫がいいと笑顔で脅す霧島。その後、家に帰ると吉乃の部屋の前で連絡を入れます。しかし連絡が取れないのでピッキングする霧島。部屋には苦しそうな顔で寝ている吉乃がいました。
その様子を見て、熱を測ると39度もありました。霧島は車を回してもらい、吉乃を布団でくるんで運びます。車の中で少し意識が浮上した吉乃は、「寝てると気持ち悪いな」と思います。それを察したのか起き上がらせて座らせてくれる霧島。そして次の瞬間は朝になっており、吉乃は熱も下がって回復していました。
スマホを見ると霧島のメッセージの量の多さに驚く吉乃。そんなことをしていると部屋の隅に霧島がいて声をかけてきました。霧島は敵が多いため、吉乃を殺して霧島を苦しめるなんてことも考える輩が現れてもおかしくありません。そのために寝ずの番をしていたのでした。とりあえず吉乃は今日も休んで霧島は仮眠すると言って部屋を出ていこうとします。
しかし!そこで吉乃は霧島を引き止め、風呂入ってうどん作るから一緒に食べていけばいいと提案してきます。あーだこーだと言い合いますが結局吉乃に言いくるめられ、霧島は風呂にまで入ることに。着替えを取りに行こうと一度母屋に戻ります。その時、霧島の電話が鳴りました。相手は染井組長、吉乃の祖父です。迷惑かけたな、と話す染井組長。どうやら2人にしかわからない情報のやり取りがあるみたいです。少しの謎を残したまま、幕が下りました。
12話:椿姫
冒頭から期末試験が大変だと嘆く吉乃。しかし霧島は余裕の表情。どうやら勉強は吉乃と違い得意みたいです。その後テストで思い出したと吉乃は話題を変えます。テストの最終日、いとこが京都から横浜に来るので会いに行くそうです。当日、それには霧島も同行しました。女の子2人じゃな危ないし、土地勘もあるからと。そして吉乃は「私の胃とこの事どこまで知ってる?」と聞きます。
霧島は即答で「吉乃のお父さんといとこのお母さんが異母兄妹」と答えます。正しくは愛人の娘の娘ということらいしいです。染井組長の下に叔母さんが「染井組長の愛人だった」と名乗り出たので本当の所血がつながっているのかは謎、と吉乃。そして駅で会えたそのいとこはというと、黒髪の清楚美女でした!「椿!」と再会に喜びで近づく吉乃。そして吉乃の顔は染井組長にそっくりの可愛らしい顔だと言う椿。
そして霧島に向かって「明石潟椿です」と名乗る椿。その後は街をぶらつきながら会話をする3人。椿は生粋の京都人で吉乃は椿が京都から一切出ない京女だと思っていたと話します。それに対して行きたい大学に行こうと思った返す椿。
そんなおしゃべりをしながらショッピングを楽しみますが、吉乃は普段使いのカバンが欲しいと言い、椿はトートバックがほしいなどと話していたその時、吉乃にい合いそうなサンダルがショーウィンドウにかざられていました。それが椿の目に留まって話そうとしますが、その前に、いやむしろ被せ気味に霧島が「吉乃はサンダル欲しいって言ってただろ?」と吉乃に勧めました。その吉乃への気遣いに何か感じる椿。この時は言及することなく会話を弾ませて終わります。その後中華街で食事を済ませる3人。
食べ過ぎた吉乃は後悔の念が募ります。そんな吉乃に「蓮二さんに似てかわいいからちょっとぽっちゃりした方が可愛い」と言う椿。蓮二さんとは染井組長のことです。染井組長のことに関しては心の底から惚れているらしい椿。それに対して「吉乃の方が完璧だ」と謎に張り合う霧島。「口の立つ男は浮気に気を付けなきゃだめよ」なんて笑う椿ですが、吉乃はそこに「人のことは言えない」とツッコミます。「今何人男がいるのか」という吉乃の問いに3つ指を立て、下に向けます「3股。何そのジェスチャー」吉乃は呆れつつ言います。どうやら椿には貞操概念ってものがないようです。霧島とそんな部分は似ており、盛り上がる2人の会話。ツッコむ吉乃。そんな時マンゴーのかき氷が目に入りました。吉乃はおいしそうだけど全部は入らないと言います。
「じゃあ」と私が頼んで一緒に食べよう、とでも言いたげな椿でした、がそれよりも先に霧島が「俺が頼んで食べきれない分食べてあげる」と言います。それなら私が頼んで残り食べてもらおうと思った吉乃はマンゴーのかき氷を買うことに。そうすると霧島と椿、2人っきりになりました。そこで椿は霧島について観察したこと、感じたことを話します。「吉乃が好き」ということで吉乃をずっと特別扱いしていて、他の女性には当たり障りのないことした言わない、と評され、同時に「救いようのないクズ」とも言われてしまいます。
そう言われ霧島はわかってるなら尋ねたいことがあると言います。しかしそこで会話が中断、吉乃が帰ってきたからです。その後駅まで椿を送ろうとする霧島と吉乃ですが、そこで学校から電話が!どうやら提出物を提出し忘れた吉乃。タクシーで急いで学校に向かいます。その後椿は霧島に送ってもらうことにしました。2人っきりになったし、霧島は話したいことがある様子。そのため椿をデートに誘います。椿からは「観覧車はどうかしら」と提案が出たので、2人で話し込むために乗ることに。霧島は乗ったそばから単刀直入に聞きます。
堂清会という病院組織の京都にある病院の院長が椿の父親であることを尋ねた上で、吉乃の腎臓はどこにあるのかと尋ねました。吉乃は腎臓を売るとき病院に伝手のある椿に頼んだと確信。霧島なりに吉乃の腎臓は探したのですが見つからないので、そもそも椿は腎臓を売ってないと推測しました。椿は誰のとは言いませんが最近1500ml、400万で買ったと話します。
そしてその血は椿が保管してました。腎臓ではなく血を抜いたのは臓器の価値は日々変動しているからというのと、後遺症が出るぎりぎりまで血を抜くことで命をかけてもらうためです。霧島に舐められたままでいられないと言った吉乃に命をかけさせないと割に合わないと思った椿はそう決断しました。ここで観覧車は終わり、下車します。そして椿は最後に「ほんまにどうしようもないクズ野郎になったっときは覚悟しときや」と怒った吉乃に似たオーラを放つ椿。
その後、朝になって提出物が出せたことを喜ぶ吉乃の姿がありました。そして霧島に「椿とはないしたい話はできたのか」と問います。吉乃は全てお見通しだったのです。でも内容は何も聞きません。椿と霧島が共謀してはめようとか考えてもいい、椿は信用してるからと話す吉乃。
信用してるから何も聞かなくても安心なようです。そんな時、霧島に椿から連絡が来ました。引っ越し先決まったという連絡らしいのですが、同時に吉乃がプールサイドで物を食べている画像も送られてきました。消して消してとうるさい吉乃に珍しく見逃してと懇願する霧島。なんだかんだこの2人は仲がいい感じがします。一方椿は吉乃の画像と交換に若い頃の蓮二の写真を貰ってご満悦していました。
13話:無関心ならいっそ嫌われたほうがいい
椿と電話で会話する吉乃。それは好きと言うか執着されている霧島についてでした。自分を嫌いになってる吉乃が好きという状態奈央ではと分析する吉乃。普段の様子も時事ネタや食材の話しかしないし霧島に好かれてると言う状態にいまいちピンと来ない吉乃。そんな吉乃に「執着されてるか好かれてるかちゃんと見極めないとね」と椿はアドバイスします。その後学校生活に場面は変わり、霧島が友達がいないことを知る吉乃。
時事ネタとか話すのは吉乃しかおらず「吉乃が初めての友達かも」と霧島は言います。そうなると恋愛対象以前の問題になってきます!
そうなると吉乃の色々考えてるのは空しくなるばかりです。そしてところ変わって、汐田菜緒と言う女性が何かのオープニングパーティに来ている様子が映されます。会話している女子達もハイレベルで芸能界に流通してそうな子ばかり。菜緒自身、キー局のアナウンサーとして就職が決まっていました。
他の子もハイレベルですが、菜緒のことをねたんでる様子でもあります。表面上だけの会話が続きますが、そんな時霧島がこのパーティーに居ることにその場に居た女友達が気付きました。実は菜緒、霧島と18くらいの時に知り合い、関係を持ってました。しかし霧島はそのことを忘れたふりして話しかけてきます。菜緒も知らないふりを通しましたが、お互い別の場所で顔を合わせてしまいます。「知らない振りした方が良いと思って」と霧島は白々しい様子。その後連絡先を好感して2人は別れました。
その後、吉乃がカレンダーを見て大阪行きの日程を考えてるシーンに。霧島に電話して新幹線のチケットを8月の頭でとろうかと話しますが、霧島はできれば7月中がいいと言います。そうなればそれで予定は7月中に決定。霧島は大阪行きを楽しみにしていると言いますが、菜緒のSNSを見て何か不敵に笑うのでした。
番外編
番外編は世話係を命じられた布袋と幼い吉乃とのエピソードです。まず吉乃の名前をどう呼ぶかから始まり、ジュースを飲んで味に感動する幼い吉乃を見守る布袋だったり、部屋の中が広すぎて歩行器を使って歩くのをサボる吉乃がいたりと、ほんわかエピソードが短編でまとめられています。
吉乃は布袋に大変懐いており、ずっと側でちょっかいをかけたり、または人前で泣きやまないことで迷惑をかけたり、ヤクザとは関係なく良い家族をしています。そんなエピソードともう1つ収録されているのが、吉乃がヤンキーに転ばされたことでブチ切れし、怒鳴りつけてたらそれよりも先に霧島が手を出してしまい、フォロー役に回るというもの。2人はやはりヤクザの子なのだなというのと、この2人にしかない日常が知れるものとなっています。
【考察】来世は他人がいい・感想【3巻】
今回の巻は霧島の感情がクローズアップされていましたね。嫉妬する霧島から始まって、友達は吉乃しかいなかったり、執着か恋かわからない感情を吉乃に向けたりと、自分の感情に疎いといった描写が多かったです。
また新キャラが2名も登場!椿は準レギュラーとなりそうないいキャラですが、菜緒の登場は何か波乱を感じますね。霧島のアングラな一面も出てきて、次の巻への複線化と思われます。吉乃の風邪のエピソードは2人って仲良いなあと感じるのですが、進展と言¥いう進展は見られませんでした。でも着実に恋か愛かは置いておいて仲良くはなってますね。今後の2人が楽しみです。

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