そんなわけで「乙嫁語り8巻ネタバレと感想」をまとめてみました。
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【44話~50話】乙嫁語り・ネタバレ【8巻】
では以下に「乙嫁語り8巻」のネタバレを書いていきます。
わかりやすくポイントを上げていきますね。
- アニス、シーリーン、2人の旦那さんの3人の穏やかな人間関係
- パリヤが刺繍の修行で、美しい刺繍に挑戦!
- パリヤは自分の性格を見つめ直す!理想を追い求めるパリヤ
44話:ばらの花さくころ
シーリーンがふたり目の妻になって少し経ちました。
アニスとは仲良く暮らし、老夫婦もこの生活になじんできました。シーリーンは食事の際、たくさん食べます。
アニスはそれが好きなようで、横で他の料理も食べてとおすすめしました。他にも二人は素晴らしい時間を共に過ごします。
アニスが楽器を教えたり、飼っている猫と遊んだり。アニスは頻繁にシーリーンの名を呼びついて回ります。シーリーンはそれをマーフに指摘されますが「あの人のそういうところがかわいいわ」とご満悦な様子。ふたりの旦那はふたりを平等に大切に扱ってくれました。そんな旦那を見て「あの人は立派なひとね」と言います。
また「声が素敵だし詩人だわ」とも評価しました。それにとても共感するアニス。一方旦那はマーフに2人はうまくやれているか心配で相談していました。そんな心配及ばないと、2人の仲の良さを報告するマーフ。しかしマーフはどちらかと言えば奥さんが姉妹妻という方が旦那にとってどう感じるのか心配でした。
旦那は身近に親友が出来るのはいい事だ、と笑顔で応えます。そしてある夜、旦那とアニス、シーリーンの三人で話していました。そんな時シーリーンはアニスは言葉が足りないと指摘します。アニスは今自分がどれだけ幸せか、を言語化して一生懸命話し、最後に「大好きよシーリーン」と言ってシーリーンに抱き着きます。それを微笑んで受け止め「いい子、よくできたわ」と褒めるシーリーンなのでした。
番外編:ガゼル
大量のガゼルが野で活動している時、虎が襲ってきました!一目散に逃げるガゼル。
虎は恐ろしく執拗に追いかけてきますがガゼルの持久力と足の速さにはかないませんでした。見事生き残ったガゼルたちをアミルらしき影は見守ります。アミルはガゼルを狩らず、そっとその場を離れるのでした。
45話:パリヤの刺繍
アミルたちが住む町は先日襲撃を受けて、パリヤの家が壊れてしまいました。
そこで家を建て直すまでの間、アミルの家にしばらく居候させてもらうことに。
パリヤには今気になる人がいますが、嫁入り道具をそろえるどころではないし、襲撃でパリヤの嫁入りに持って行く布は全部焼けてしまいました。なので結婚はしばらく延期になるとのこと。パリヤは結婚が伸びたことにすごく落ち込みます、けれどそうも言ってられません。嫁入りの布を刺繍しないといけないのです。
そんな時アミル宅のおばあさんが刺繍が苦手なパリヤを仕込んでくれることになりました。
おばあさんはアミルの刺繍を見て彼女のダメなところを的確についていきます、そして「誰紙塚な人を想って縫うといい」というアドバイスをパリヤに授けました。パリヤはある人を想って縫います。おそらく今気になっている人でしょう。
照れて顔を真っ赤に死ながら刺繍を進めるパリヤ。そしてできたものは前より上達したものになっていました。これにはおばあさんも褒めていましたし、家族もアミル宅の人も絶賛します。
一方パリヤの結婚予定相手のウマルはパリヤのことが心配な様子。結婚が先に延びたのも不満なようです。そんなウマルに父親は「今度見舞いに行こう」と言ってくれました。ウマルは表情を明るくし元気よく返事をします。
46話:北の平野へ
戦いに敗れ父尾失ったアゼルは家督を継ぎました。そしてロシアとの国境近くの平野で冬を越すことにします。
そこはまだ豊かな牧草地が残っていたからです。危険を度外視してでもここに居を構えることにしました。しかし同盟の人からはロシアに裏切らないかあまり信用はされておらず、しばらく様子見と言うことになりました。
47話:櫛入れ
パリヤとその母親はティレケから針と布を貸してもらうことになりました。
ティレケはまだ嫁入りには早いから、貸し出せる余裕があったのです。布支度が終わらないと結婚できません。
パリヤは先ほどの襲撃で布支度の準備が全部焼けてしまったので一からやり直しで縫わなければいけませんでした。
急いでも3,4年かかる計算です。それでもとりあえず簡単な櫛入れから作り始めることにするパリヤ。
簡単に済ませようと思っていますが、アミル宅のおばあさんから「ちょいと大変ぐらいをやらんと上手くならんよ」と言われます。パリヤはたくさんの糸を使って刺繍することにしました。しかしすぐに飽きてしまいます。けれど結婚相手に良いお嫁さんが来たと思ってもらいたいため頑張ります。そして完成した刺繍はとてもいいものになりました。おばあさんもアミルも大変褒めてくれます。そうするとパリヤは今度はもう少し大きいのを作ろうと思えてくるのでした。
48話:ウマルが来た
レンガ造りをしているところにカルルクの家族がレンガを貰いに来ました。
カルルクはつなぎっぱなしだった馬を少しは知らせに行くと家族に伝えます。
そしてレンガを持って行った家族の者のところにウマルとその父親がやってきました。その被害の酷さを見て手伝いをしてくれるそうです。
パリヤの結婚相手が来たと言うことでパリヤも、街に皆もそわそわします。そしてウマルの方はというとそろばんで勘定ができるので色々なものの被害額を計算するよう頼まれました。パリヤはそんなウマルに手土産を持って行くことに。綺麗にして、パンと果物を持って、先日のことを謝りに行くのでした。しかしウマルは先日のことなど気にしていませんでした。
それよりも布支度がいつすむか気になるようです。急いでやればすぐ終わると、パリヤは慌てて言います。その後ウマルはまた明日と言って去りました。パリヤはその言葉がすごくうれしくて、思わずにやついてしまいます。
49話:ふたりで遠乗り
カルルクとアミルはふたりで馬の遠乗りに行きます。木まで競争します。
買った方は何でも言うことを1つきくという約束をつけて、いざ勝負です。勝ったのはカルルクでした。
願い事はまた後で考えるとのこと。そして少し休憩することになりました。するとアミルはピクニックのように、いそいそと敷物やお茶を準備します。しかし食料はパンだけ。その場でアミルが狩るつもりでした。馬に乗って狩に行くアミル。兎や鴨、鹿を狩ってきました。兎や鴨はその場で裁いて串焼きにして食べました。
鹿はカルルクが買裁くのは初めてですが何とか捌いて明日の昼食の為に持って帰ります。そして鹿を持って帰ったら家族は大喜び!そんな時、パリヤはウマルに差し入れを持って行く途中でした。パリヤはアミルとカルルクを見ながら、夫婦というものに思いを馳せます。その夜、カルルクはアミルと楽器を弾きながら歌ってました。
その途中、今日の願い事の約束を話題に出すカルルク。その内容は、弓を教えてというもの。そうすると夜中だと言うのに角を削り出すアミル。カルルクはそれを横で見ていました。
50話:最悪の想像
パリヤは夢を見ていました。花嫁としてウマルに迎えられる夢です。
しかしウマルはパリヤを大人しい人だと思ったので結婚したかったのだと言い、生意気な性格のパリヤとは結婚できないと言います。
パリヤはウマルに手を伸ばして「待って」と叫びます。そこで目を覚ますパリヤ。酷い夢を見たパリヤの朝は最悪です。ずっと夢のことが頭から離れません。そんな時、女子供で水路の掃除をすることになりました。水路の彼は矢ゴミをさらうのが仕事です。パリヤは仕事始める前は夢見のせいでどよーんと落ち込んでいましたが、用水路の仕事が始まると、イキイキとして仕事をします!
しかし張り切りすぎて注意されてしまいました。それをたまたまウマルに見られていました。おてんばなところを見られてパリヤはパニックです!
51話:パリヤの決意
パリヤはウマルに見られたことで落ち込みます。そんな時、ウマルから果実が届きます。
パリヤは失望されてない?と思いますが、いや油断できない、失望されるのも時間の問題!と葛藤します。
そしてパリヤは「自分の理想の自分になる」と決意します。アミルを理想像にしようと考えますが、理想が高すぎると諦めます。そこで白羽の矢が立ったのはカモーラという女の子でした。パリヤはカモーラを影から観察することにします。しかしカモーラに話しかけられると上手く話せず、思ってもないのに拒絶の言葉を言ってしまいました。
そのことでひがんでると勘違いされてしまうパリヤ。誤解だと弁明します。そして引き続き、カモーラを観察するパリヤ。そんな時、カモーラがパリヤを訪ねてきました。カモーラとパリヤ、アミルが集い、話し合いをします。カモーラはパリヤに何か悪いことしたのかな、と言います。パリヤは慌ててそんなことはないと修正します。
カモーラを評判がいいカモーラを観察していたのだと言います。
そして「正直うらやましいです」とパリヤは叫びます。それに対してカモーラは照れながら聞き入り「パリヤさんのはっきり言うところ凄いなと思ってる」とも言います。そうやって言い合っているとアミルが2人は友達にならったらいいと言います。友達になれば自然と影響し合えるのでは?と提案します。2人はぎこちないながらも握手して、友達になることにしました。
【考察】乙嫁語り・感想【8巻】
今回はパリヤに大して多く掘り下げられた回でしたね。
襲撃被害で縫い物が燃えたパリヤは、これでは結婚できないと焦りはじめます。
その焦りと、ウマルに良いところを見せたいと無理するから、この巻ではパリヤは始終落ち着きがなかったように思います。
そんな中、アミルやアミル家のおばあちゃん、新しいカモーラといった理解者を得て、彼女は結婚のために刺繍を頑張りました。刺繍を成し遂げられた彼女の満足感は、自信のないパリヤにとってかけがえのないものになったでしょう。
ウマルもパリヤについてわかってくれる良い人のようですし、先の結婚が楽しみになりますね。
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