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【遊郭編89話~97話】鬼滅の刃11巻・ネタバレ
上弦の陸、妓夫太郎と堕姫を倒すためには2人の頚を同時に斬らないといけません。
妓夫太郎の攻撃を受けた宇髄さんの体には毒が回っていて、炭治郎も堕姫との戦いで体はすでに限界を迎えています。
そんな中、妓夫太郎と堕姫の分断に成功し、宇髄さんと炭治郎が妓夫太郎を、善逸と伊之助が堕姫を相手に戦います。
水の呼吸とヒノカミ神楽
妓夫太郎の血気術と堕姫の帯が見事な連携で炭治郎達を襲う。建物内にいる宇髄さんは倒壊する瓦礫のせいで周囲が見ない。妓夫太郎はその隙を逃さず攻めてくる。正面からは鎌、背後からは血気術で操っている血の刃が宇髄さんを襲う。
逃げ道のない宇髄さんを助けたのは炭治郎だった。炭治郎が背後の血の刃を防ぐ。しかし、妓夫太郎の攻撃は重く、まともに受けては刀が折れてしまう。そこで炭治郎は防御に優れている水の呼吸を扱い、攻撃を受け流すことに成功する。
炭治郎が背後からの攻撃を防いだことにより、宇髄さんが反撃に出ます。
『音の呼吸・伍ノ型 鳴弦奏々』
回転しながら爆発する刃で妓夫太郎に迫る。しかし、妓夫太郎にダメージを与えることは叶わず、再び堕姫の帯が宇髄さんに襲いかかります。そこで炭治郎は、帯をまとめて地面へ突き刺し、宇髄さんをサポートします。
苦戦する炭治郎達に宇髄さんの嫁の1人、雛鶴が妓夫太郎に向けてクナイを放ち援護します。クナイを見た当初は隙になるからと放置しようとした妓夫太郎だが、このタイミングで意味のない攻撃はするはずないと、血気術を使いクナイを防御する。
クナイが飛び交う中、体にクナイが刺さりながらも向かってくる宇髄さんに妓夫太郎は驚愕しながらも鎌を振るう。
鎌を躱した宇髄さんは妓夫太郎の両脚を斬り落とします。直後、妓夫太郎の頚にクナイが刺さる。通常であれば、上限の鬼である妓夫太郎は切断された脚をすぐに再生できる。しかし、今は再生しない。
原因はクナイに塗ってある毒だ。この毒は数字のない鬼ならば半日は体が麻痺し、下弦の鬼にも動きを封じる効果が確認できた。
毒が効いて、動きが止まっている間に炭治郎と宇髄さんは妓夫太郎に攻撃する。しかし、攻撃が届く直前には毒は分解され、脚が再生されてしまった。
『血気術 円斬旋回・飛び血鎌』
妓夫太郎の血気術が炭治郎と宇髄さんを襲う。予想外の広範囲攻撃に宇髄さんは驚きながらも炭治郎を蹴り飛ばし、攻撃の範囲外へ避難させる。宇髄さんは音の呼吸で防御し、その場を乗り切るも、妓夫太郎の姿を見失ってしまう。
雛鶴の身を案じる宇髄さんへ、自分のことは気にしないでと伝えるものの、妓夫太郎は雛鶴を狙っていた。雛鶴のクナイが炭治郎達に反撃の隙を与えたためか、これ以上余計なことをされないうちに始末しようとする。
雛鶴を助けようとする宇髄さんだったが、堕姫の帯が邪魔し雛鶴の元へは行けない。
炭治郎の前にも堕姫の帯が立ち塞がる。しかし、炭治郎は宇髄さんと比べてまだまだ弱い。故に妓夫太郎からの警戒が薄い。もう目の前で人を殺されるわけにはいかない炭治郎は雛鶴を助けようとする。屋根の上にいる妓夫太郎の元へ一気に駆けつけるため、ヒノカミ神楽を使おうとするも、体力が限界で踏ん張りが効かない。
自分にできる最大限のことを考えた炭治郎は、ヒノカミ神楽と水の呼吸を混ぜ、合わせて使った。そうすることで水の呼吸よりも攻撃力が上がり、ヒノカミ神楽よりも長く動ける。
炭治郎は水の呼吸とヒノカミ神楽を合わせて移動したことにより、妓夫太郎の予想を超えるスピードで動き、雛鶴の救出に成功する。
「竈門炭治郎、お前に感謝する!!」
炭治郎を追撃する妓夫太郎の背後から、屋根まで跳んできた宇髄さんが頚を狙った斬撃を放つ。
炭治郎・善逸・伊之助 VS 堕姫
炭治郎と宇髄さんの攻撃が妓夫太郎の頚を狙うも、鎌で防がれてしまう。妓夫太郎は再び広範囲攻撃の血気術を使い、その結果、宇髄さんと妓夫太郎は屋根から落ちてしまいます。
そして宇髄さんを心配する炭治郎の元へ、堕姫の帯が迫る。
堕姫と戦う善逸と伊之助は苦戦していた。堕姫の帯は避けられるが、避けるのに手一杯で距離を詰められない。
そこで、妓夫太郎を宇髄さんに任せ、炭治郎を含めた3人で妓夫太郎よりも弱い堕姫の頚を先に斬る作戦へ変更する。
炭治郎と宇髄さんはすでにボロボロである。そのことに気づいている伊之助は自分と善逸がしっかりしないといけないことを自覚する。
煉獄さんの死を受け、修行を続けてきた。上弦の鬼と柱の戦いについていけず実力不足を実感させられ、強くなるために修行してきた。
炭治郎から、堕姫の頚を斬るためには相当な速度か複数の方向からの斬撃が必要だと言われ、伊之助は堕姫への距離を詰める。
炭治郎と善逸の援護を信じ、伊之助は防御を一切せずに堕姫へ迫る。伊之助のガタガタの刀を見て、頚を斬れるわけないとあなどる堕姫に、伊之助の刃が襲う。
『獣の呼吸・陸の牙 乱杭咬み』
2本の刀で堕姫の頚を挟み、ノコギリのように斬り裂く。伊之助の攻撃は堕姫の頚を斬ることに成功します。
妓夫太郎と炭治郎
堕姫の頚は斬った。あとは妓夫太郎の頚を斬るだけ。伊之助は堕姫の頚を抱えて逃げ回ることに。その間に炭治郎と善逸が宇髄さんの元に加勢する算段だ。
しかし、逃げ回る伊之助の背後から突然妓夫太郎が現れ、心臓を刺される。宇髄さんの様子を見ると、左腕が切断され地面に伏している。
そんな宇髄さんの姿を見て、一瞬動きが止まってしまった炭治郎に堕姫の帯が襲いかかる。間一髪のところを善逸に押され、屋根から落ちることで攻撃を回避した炭治郎だったが、善逸は瓦礫に押し潰されてしまう。
屋根から落ちた炭治郎の前に妓夫太郎が迫る。だが、妓夫太郎は攻撃するわけではなく、炭治郎に話しかけます。
炭治郎の背負っている箱の中身が血縁であることに気がつき、妹を守れていない炭治郎をバカにします。
指を折り、バカにし、頚を斬ってみろと煽る妓夫太郎。炭治郎は近くに落ちていた遊女の香り袋を破き、俯いてしまう。
炭治郎の心が折れたと判断した妓夫太郎はさらに煽る。そして妹のために鬼になれ、と提案する。炭治郎が鬼になれば、妹も一緒に助けてやる、そうじゃなきゃ殺す。
俯いていた炭治郎は顔を上げ言い放つ。
「俺は……、俺は……準備してたんだ」
この言葉と同時に妓夫太郎へ頭突きを喰らわせる。いかに炭治郎が石頭といえど、上弦の鬼に頭突きが効くわけはない。しかし、妓夫太郎は体を動かせなくなっている。
妓夫太郎は自分の太ももにクナイが刺さっていることに気がつきます。香り袋を裂いたことで、クナイの毒の匂いを隠し、炭治郎は不意打ちに成功した。
そして、毒で動きが麻痺している妓夫太郎の頚へ、炭治郎の刃が襲う。
決着 VS 上弦の陸
炭治郎は叫びながら、妓夫太郎の頚を斬るために全力を振るう。
妓夫太郎のピンチを受け、堕姫が帯で炭治郎を襲うも、善逸が邪魔をする。瓦礫に埋もれていた善逸が復活したことに驚く堕姫。善逸は堕姫の帯を足場にして、技を放とうとする。
善逸は確かに速い。とはいえ、これまでの戦闘中に何度も善逸の速さを目の当たりにしている堕姫からしたら恐れるほどではなかった。
『雷の呼吸・壱の型 霹靂一閃 神速』
善逸の速さが堕姫の想定を上回り、頚へと刃が届く。『神速』は足にかかる負担が大きすぎるため、片足で一回ずつ、2回しか使えない技。1回は瓦礫から抜けるために使用したため、もう後はない。
堕姫の頚が斬れかかるも、未だ切断には至らない。炭治郎が作った千載一遇のチャンスを逃さないように、絶対に斬ると意気込む善逸。
一方の炭治郎は妓夫太郎の頚の硬さに苦戦していた。毒で弱体化しているのにも関わらず、炭治郎の力が及ばない。
炭治郎が頚を切断する前に、妓夫太郎が毒を分解してしまった。妓夫太郎の血気術・円斬旋回が炭治郎を襲い、頚から刃が離れてしまう。
妓夫太郎に押される炭治郎だったが、倒れていたはずの宇髄さんが現れる。
「『譜面』が完成した!!!勝ちに行くぞォオ!!!」
譜面とは、宇髄さん独自の戦闘計算式で、分析に時間がかかるものの、敵の攻撃動作を読み音に変換することで癖や死角がわかるという。譜面が完成したことにより、毒で体が万全ではなく、加えて左腕がないにも関わらず妓夫太郎の攻撃を捌けている。
しかし、宇髄さんの今の状態では攻撃を捌くので手一杯。つまり、炭治郎が妓夫太郎の頚を斬るしかない。
ボロボロの宇髄さんが円斬旋回を全て弾いたことに激昂した妓夫太郎が宇髄さんの左目を鎌で斬り裂く。炭治郎は宇髄さんが攻撃を受けたことを見て、一瞬動きを止めるが
「止まるな跳べェェ!!」
そう叫ぶ宇髄さんに応え、炭治郎は上から妓夫太郎の頚を狙う。
しかし、その動きは妓夫太郎に読まれてしまい、顎を刺されてしまう。妓夫太郎の鎌で攻撃を受けた炭治郎にも毒が回り始める。
それでも炭治郎は諦めない。刀を強く握り締め、妓夫太郎の頚へ斬りかかる。
『渾身の一撃では足りない、その百倍の力を捻り出せ!!』
炭治郎の思いに応えるかのように、額の痣が色濃くなり、広がる。力を増した炭治郎の刃が、妓夫太郎の頚を徐々に切断する。
自分の頚が斬られても、堕姫の頚が繋がっていれば問題ないため、妓夫太郎は堕姫を操り、頚を斬ろうとしている善逸を狙う。善逸を斬り刻むため、帯を操作するも、突如現れた伊之助に斬られてしまう。
伊之助は自慢の体の柔らかさで、妓夫太郎の攻撃の直前、内臓の位置をずらして致命傷を避けていた。しかし、毒を無効化できているわけではない。伊之助も満身創痍である。
それでも堕姫の頚を斬るため、刃を振るう。善逸とは逆方向から斬撃を与えます。
そして、炭治郎・善逸・伊之助の刃が上弦の陸の頚を切断し、2人の頚が宙を舞う。
禰豆子の血気術
妓夫太郎の頚を斬ったあと、少しの間意識を失っていた炭治郎が目を覚ますと、小さくなった禰豆子に膝枕されていた。
妓夫太郎の毒を喰らったはずの炭治郎は未だに生きていることを驚いている。理由を考えていると、善逸の声が聞こえてきた。
禰豆子に背負われて善逸の元へ行く炭治郎。善逸が生きていることを確認し、伊之助の元へ向かう。
伊之助も妓夫太郎の毒を喰らっている。夜はまだ明けないため、日光による毒の消滅は期待できない。どんどん心音が弱くなる伊之助を前に焦る炭治郎だったが、そもそもなぜ自分は今毒の影響を受けていないかを考える。
そんな炭治郎の心境を知ってか知らずか、禰豆子が伊之助に手を伸ばし、燃やす。禰豆子の血気術は鬼の毒にも効果があり、毒で爛れた皮膚を治していく。禰豆子のおかげで伊之助の毒も治り、腹が減ったと言いながら復活する。
宇髄さんのところには3人の嫁が集まっていた。鬼の毒に対抗する手段を持ち合わせていないため、死を悟った宇髄さんが嫁達に最後の言葉を残そうとするも、パニックになった須磨とそれを諌めるまきをのやりとりのせいで言葉を伝えることが叶わない。
そんなところにヒョコっと現れた禰豆子と炭治郎が宇髄さんの体を燃やし、解毒します。
【遊郭編89話~97話】鬼滅の刃11巻・感想
無限列車の後の上弦の参・猗窩座との戦いでは、炎柱・煉獄杏寿郎が亡くなってしまったため、今回も宇髄さんが亡くなってしまうのでは、と心配でした。
結果、左目と左腕を失うことにはなりましたが、3人の嫁は無事なので宇髄さんからすればよかったのかな、なんて思います。当初の目的は上弦の鬼を倒すことではなく、3人の嫁の救出でしたからね。
炭治郎は水の呼吸とヒノカミ神楽を合わせ使うことで更なる飛躍を見せてくれました。最後、妓夫太郎の頚を斬ったとき額の痣が変化しましたが、これはどういう理屈なんですかね。痣の変化と炭治郎のパワーアップの関係が気になるところです。
そして、伊之助も良かったですよね。煉獄さんと猗窩座との戦いを何もできずに見ることしかできなかった悔しさから修行を続け、上弦の陸との戦いでは炭治郎・善逸と協力して堕姫の頚を斬るに至りました。これからも修行を続けてさらに強くなることに期待です。
上弦の鬼は100年以上倒されることはありませんでした。そんな上弦の鬼が倒されたことにより、鬼と鬼殺隊の戦いが今度どうなるか、12巻以降も注目です。

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