そこで今回は電子書籍と紙の本それぞれのメリットとデメリットについて、アンケート結果をもとにまとめてみました。
- 漫画は電子書籍と紙本どちらが良のか?を知りたい
- 電子書籍を選ぶ人の理由を知りたい
- 紙本を選ぶ人の理由を知りたい
- 電子書籍と紙の値段の違い
読みたい場所からどうぞ
【漫画】電子書籍と紙どっち?【比較結果】
漫画を電子書籍と紙の本、両方使い分けている人を対象に以下のようなアンケートを取りました。
アンケートによる結果がこちら。
結果としては電子書籍派のほうが紙の本派を上回る形となりました。
当然ですが電子書籍・紙の本ともにメリットとデメリットはあります。
ではなぜ電子書派のほうが多いのか?
細かく見ていきましょう。
【漫画】電子書籍のメリット
アンケート結果をもとに、電子書籍のメリットをまとめてみました。
それぞれのメリットについても解説しています。
紙本より安く買えることが多い
電子書籍はクーポンやキャンペーンを利用することで多くの場合、紙の本よりも安く購入することができます。
また、紙の本のように買いに出かけることもしなくて良いので、家にいながらにしてたくさんの本を購入できるので結果的に節約にもなりますね。
すぐに読みたい箇所を探せる
電子書籍はビューワーアプリでページ移動もらくらく。
読みたい箇所をすぐに探せます。
ビューワーアプリによってはしおり機能などもあるため、より便利に利用できますね。
好きな時に見れる
電子書籍は時間や場所を問わずどこでも好きなときに見ることができます。
紙の本を持ち歩くとどうしても表紙などで人の目線が気になることもあるのがネックですね。
ちなみにアダルト作品をこっそりと見ることができるのも電子書籍ならではです。
場所をとらないこと・本がかさばらない
電子書籍はデータなので紙の本のように場所も必要なく、かさばることがありません。
最近は50巻以上あるような長期連載漫画も多くなってきたので、場所をまったくとらない電子書籍は便利ですね。
紙本と違って劣化することがない
電子書籍は紙の本と違って劣化することがありません。
紙の本は保存状態によっては日に焼けてしまったり変色などしてしまいますが、電子書籍ならその心配もなくいつでも良い画質で見ることができます。
電子書籍は高画質で見ることができるのもまた一つのメリットですね。
発行日の0時にすぐ読める
電子書籍は発売日になった瞬間に購入できることもあり、いち早く最新巻を読みたい!という場合はとっても便利。
雑誌なども発売日の0時に読めるようになるものも多く、誰より早く読みたいのであれば電子書籍で決まりです。
試し読みができる
電子書籍は試し読みができるものがほとんど。
数ページのものもあれば、話題になっている作品は1巻まるごと試し読みが出来たりする場合もあります。
気になっている漫画をちょっと読むのも良いですし、試し読みから面白いと感じて購入するなんてことも電子書籍なら可能ですね。
汚れる心配なし
電子書籍はデータなのでページが汚れる心配がありません。
紙の本はお風呂や食事中などでも読むことはできますが、やはり少々汚れが気になります。
ですが電子書籍なら上記の場合でも気軽に読めてしまいますね。
大きな画面でも読める
電子書籍はタブレットやパソコンでも利用できます。
スマートフォンで見ることも充分可能ですが、大画面のタブレットやパソコンで見ればより楽しめるわけです。
【漫画】電子書籍のデメリット
電子書籍はメリットも多いですが、その反面気になるデメリットもあります。
以下にアンケート回答からのデメリットをまとめてみました。
それぞれのデメリットを一つずつ見ていきましょう。
いらなくなっても売ることができない
電子書籍はあくまでもデータとして購入するもの。
つまり紙の本のように「いらなくなったら古本屋へ売る」ということができません。
電子書籍は何冊あってもかさばることはありませんが、売ってわずかでもお金にすることが出来ないのはデメリットですね。
充電が無いと読めない・状況次第で利用不可
電子書籍はスマホでの閲覧が主な利用となりますが、当然ながら充電が無いと読むことはできません。
また、スマホが壊れてしまった場合はもちろん、ネットが繋がらない状況でも利用不可となってしまいます。
電子書籍サービス複数登録が面倒
電子書籍サービスはebookjapanやまんが王国、BookLive!を始めとして非常にたくさんあります。
読みたい本が一つのサービスだけにまとまっていれば良いのですが、あっちにある本がこっちには無い、なんてことも珍しくありません。
たくさんの電子書籍サービスに登録するとそれだけで管理が面倒になりますし、ビューワーアプリもそれぞれのサービスごとに必要となるのも面倒といえます。
目が疲れる
電子書籍で本を読むということは長時間スマホの画面を眺めるということ。
また紙の本と違ってかなり小さい文字を見ることにもなるため、当然ながらかなり目が疲れます。
いつでもどこでも見ることができる反面、ずっと眺めて目を疲れさせてしまうというわけですね。
紙の本ならではの質感や見開きが台無しになる
電子書籍は1ページごとにフリックしながら読み勧めていきます。
つまりページをめくる、という紙の本ならではの感覚は当然ありません。
また、次のページが見開きの大ゴマで決めているシーンだったりした場合、スマホだとまず見開きの右ページだけが表示されるため、台無しです。
画面を横にすることで2ページ分表示することもできますが、画面も小さくなりますしやはり「ページをめくったときの衝撃」に関しては電子書籍は紙の本に劣ると言って良いでしょう。
端末の容量を圧迫する
漫画は当然ながら定期的に新刊が発売されるため、たくさんのシリーズを購入していくとだんだんとスマホやタブレットの端末容量を圧迫していきます。
特に最近は50巻以上もあるような漫画も少なくありませんので、端末の空き容量は気にしておく必要がありますね。
読みたい場所がすぐに探せない
電子書籍はすぐに読みたい場所が探せるというメリットに触れましたが、逆にすぐに探せないというアンケート結果もありました。
やはり紙の本のほうがペラペラめくって「実際にページを見ながら探すことができる」というのが大きいですね。
貸し借りができない
電子書籍は当然ながら自分専用となっているので、貸し借りはできません。
紙の本なら人に薦めるために「貸す」ということが簡単にできますが、電子書籍ではそうはいかないですね。
この漫画面白いから読んでみてほしい!というときに電子書籍だと無理なのはデメリットといえるでしょう。
【漫画】紙本のメリット
紙の本について、電子書籍と違いどんなメリットがあるのか?
アンケートからのまとめがこちら。
それぞれのメリットについて一つずつ見ていきましょう。
見たいページがすぐに見つけられる
電子書籍もページ指定などは可能ですが、やはり紙の本のほうが自分でページをめくりながら探せるので簡単に目的のページが見つけられます。
電子書籍だとページを見ながら、というのは無理なのでこれは紙の本のほうがメリットがありますね。
紙本ならではのページをめくる感覚・見開きのこだわり
やはり漫画はページをめくるときのワクワク感が醍醐味です。
また、見開きのページなどは電子書籍だと作者が想定したような表現にならないことも多く、せっかくの決めゴマが台無しになることも。
こういった表現の部分ではやはり電子書籍より紙の本のほうが上と言えるでしょう。
本棚に並べて飾る・コレクションができる
紙の本は本棚に並べて飾ったりコレクションすることで大きな満足感が得られます。
電子書籍でも背表紙を並べることができたりしますが、実物があると無いとでは大違いですね。
古本屋へ売ることができる
紙の本ならば仮にいらなくなった場合、古本屋へ売るということができます。
電子書籍はデータなのでいらなくなってもどうしようも無いのが難しいところです。
目に優しい
電子書籍はスマホやパソコンの画面をずっと眺めることになるので、どうしても目が疲れてしまうのがネック。
しかし紙の本ならよっぽど暗い場所で読まない限り、電子書籍よりも目に優しいといえます。
貸し借りが簡単にできる
電子書籍はデータのため、貸し借りという行為ができません。
しかし紙の本ならば貸し借りは簡単ですし、人によっては2冊購入して作品を広めたいという方も少なくありませんね。
書店で特典などがつく場合がある
紙の本は書店でキャンペーンの対象になっていることも多く、話題の作品ならフリーペーパーや場合によってはサイン色紙などの特典が付いてくることもあります。
電子書籍もおまけが付いてくることがありますが、実物の特典がもらえるほうがやはり嬉しいですね。
【漫画】紙本のデメリット
それぞれのデメリットもまとめています。
場所をとる・かさばる
紙の本は物理的に保存するために場所が必要ですし、ずっと単行本を購入し続けていくとどんどん増える一方。
本棚に入り切らなくなることもあり、どうしてもかさばるというデメリットは避けられないですね。
汚れる・破れる・劣化する
紙の本はどうしても汚れ・破れ・劣化といったデメリットが避けられません。
きちんとした保管場所を考えないと、変色することも。
劣化とは無縁な電子書籍と大きく違うところですね。
購入に手間がかかる
紙の本の場合、欲しいと思ったときに「お店に行く」「ネットで注文して届くのを待つ」というようにどうしても手間がかかります。
電子書籍なら時間を問わず購入できますし、すぐに読めるので便利さは桁違いですね。
持ち運びが不便
外出先で読みたい時、やはり持ち運びの面で紙の本は不便になってきます。
電子書籍であればスマホひとつで何十冊も持ち運べるので、外出先で読みたいという人は紙の本は向いていませんね。
定価で買わなければならない
紙の本は書店で購入する場合、定価での購入となります。
中古ショップならば安く購入できますが、中古品なので品質はあまり良くありません。
電子書籍ならキャンペーンやクーポンでかなり安く購入できるので、この点はデメリットですね。
どこに置いたかわからなくなる
紙本はきちんと整理して本棚に並べていても、ふとした時に「あれ?どこに置いたっけ?」となることもあります。
電子書籍ならデータなのですぐに見つけられますが、紙本は整理整頓していないと探す手間が増えてしまうのがデメリットですね。
画面が拡大できない
紙の本の場合、当然ながら拡大はできません。
小さい文字を見ようと思ったら拡大鏡などが必要になってきます。
電子書籍はほとんどの場合スマホを操作すれば拡大できるので細かい文字やコマの気になる部分なども読めます。
どこまで読んだかわからなくなる
紙の本はどうしても途中まで読んでやめたときに再度読もうと思ったらページを探す手間がかかります。
電子書籍ならば途中やめ→再度アクセスすればそのページから表示してくれるのでどこまで読んだかわかりやすいですね。
【漫画】電子書籍派はこんな人
電子書籍のメリットとデメリットの内容から電子書籍派はこちらの3つの内容が共通しています。
いつでもどこでも読める
電子書籍派で多かった意見はやはり「いつでもどこでも読める」というメリットが大多数を締めていました。
スマホ一つあればどこでも読めますし、暇つぶしや電車などで移動中、音楽を聞きながらでも読めます。
加えて本を持ち歩く必要も無いのでかさばることもありませんね。
クーポン・キャンペーンで安く購入できる
電子書籍はクーポンやキャンペーンなどで定価よりも安く購入できます。
クーポンによっては「半額」や「10%OFF」など、書店での購入よりかなり金銭面でお得になることも。
話題の作品などはキャンペーンなどで1巻無料!となっている場合もあります。
まとめ買いが便利
電子書籍は場所をとらず、かさばらないので一度に数十冊買うのも全く問題ありません。
60巻以上もあるような長期連載漫画でも一気にカートに追加→まとめ買いも一瞬です。
同じことを本屋で購入しようとすると、レジに持っていくのも大変ですね。
【漫画】紙派はこんな人
紙の本のメリットとデメリットの内容から、紙派はこちらの2つの内容が共通しています。
コレクションできる・満足度が高い
紙の本はコレクション性が高く、本棚にきれいに並んでいると大きな満足感が得られます。
この満足度は紙の本ならでは。
特に特別版や豪華版など、装丁がしっかりしているものなどは紙の本で購入しないと価値が半減します。
見開きやページをめくる楽しみがある
紙の本はやはりページをめくる感覚や読み進めていく楽しみがある、というのが大きいですね。
電子書籍はフリックやタップで読み進めますが、見開きページの場合に表現が台無しになってしまうことも。
また、ページを跨いだコマなどがある場合もわかりにくくなってしまいます。
やはり紙の本のほうが作者が意図した表現になっているため、電子書籍よりも紙の本のほうが読みがいがあるといえるでしょう。
【漫画】電子書籍と紙を使い分けしてる人の理由
ここまで電子書籍派と紙派についてそれぞれ触れてきましたが、中には漫画を電子書籍と紙、両方を使い分けしている人もいます。
使い分けをしている人についての理由をアンケートから抜粋してまとめてみました。
読む環境で使い分け
紙の本の利点は「いつでも読める」ということですが、やはり外出時などはかさばるもの。
電子書籍ならスマホひとつあればOKなので外出先と自宅で電子書籍・紙の本を使い分けるという方が多いようですね。
- 気軽に読みたいものは電子で読んで内容をじっくり堪能したい時に紙にしてます
- 外では電子書籍、家では紙本で読みたいため、そういう使い分けをしています。
- 電子書籍はどこでも簡単に読めて紙本は家で落ち着いて読むために使い分けしてます。
仕様頻度・目的別で使い分け
本の種類によっては電子書籍のほうが向いている、もしくは紙の本が向いているものがあります。
参考書などは書き込みもできる紙の本、雑誌など一度読めば充分なものは電子書籍、といったように目的別での使い分けをしているという意見も多く見られました。
- 書き込みたい参考書や問題集は紙で、漫画や雑誌は電車内でも読みやすいよう電子にしてます
- たくさん読みたい本は電子書籍にして、普段の生活で持ち運んで楽しめるし、紙本を使うときは特装版がある場合や、手元に置いておきたいお気に入りの本で、コレクションとしても本棚に飾っています。使い分けることで電子書籍、紙本の良いところをそれぞれ楽しめるので、このような使い分けをしています。
- すぐ、この場で読みたくなった本や、ずっと持ち続けたい本は電子書籍にしています。一回読んだら満足しそうな本は、紙本にしています。(その後、手放します。)
- 手軽にさくさく読みたいものは電子書籍、じっくり読んだり何度も読み返したいものは紙本という感じで使い分けています。
書き込みなどをすることを考えると参考書は紙の本のほうが便利ですし、毎週貯まっていく週刊誌も電子書籍は向いています。
本の種類によって使い分けしている、というわけですね。
コレクションするものとそうでないもので使い分け
本棚に並べて満足感が得られるのはやはり紙の本の強み。
逆に気軽に読めるものやスペース節約したい場合は電子書籍を選択するという人が多いようです。
- 何回も読み返したいものや最初からコレクションしているものは紙で、試し読みや気になる話題の漫画は電子媒体で使い分けています。
- 記憶することが必要な参考書などは紙の本で買うようにしている。また将来的に売却すると思われる本も紙の本で購入する。
マンガなど気楽に読めるが巻数が多くスペースを必要としそうなものは電子書籍で購入することが多い。 - 新刊がすぐ出るような漫画は、どうしても本棚の場所をとってしまうため電子書籍を使っています。本に関しては、紙を捲る質感が好きなので紙本を使っています。
- コレクションにしたい時や特典が欲しい時に紙本を使っていつでも読みたいものやクーポンを使って買いたいものは電子書籍を使う
紙の本ならコレクションとして本棚に並べたときの満足感もあるので、そういったときにどちらを選ぶか使い分けしているというわけですね。
管理の仕方による使い分け
電子書籍と紙の本はやはり実物が手元にあるかどうか。の違いが大きいですね。
紙の本の質感を大事にしたい人、表紙や装丁がキレイなものは手元に置いておくために紙の本で購入し、気軽に読める漫画・雑誌は電子書籍で充分、という考えが目立ちました。
- 基本的には紙本よりも電子書籍の方が値段が安いことが多いので電子書籍で買うことが多いが、表紙が素敵な本や手元に置いておきたい本は高くとも紙本で買う。
- 結局紙本と電子書籍の良いとこ取りをしますね。本当に大事にしたいとか貴重な本は当然「紙本」で読んだ後も大事に保管したいですし、逆に漫画や雑誌などならスマホやタブレットに入れて気軽に楽しみたいですね。そのように考えながら用途にあった選択をしています。
- 紙本は管理が手間なので,本当に気に入った本だけ手元に残して所有しています。紙本の装丁を眺めたり,手に取って読み,時には誰かに貸したりと好きな本をとことん味わえるのが紙本の醍醐味だと思います。
電子は手元に残す予定がないけれども読んでみたい本を購入しています。なので電子で読んで,思いもかけず気に入って紙本に買い直したりすることもあります。
電子書籍なら劣化もしないですから、お気に入りの作品を綺麗なまま本棚に並べておけるわけですね。
【漫画】電子書籍と紙の値段を比較
電子書籍と紙の本では価格がどれくらい違うのか?
これに関しては基本的に電子書籍のほうが値段は安く購入できるものとなっています。
電子書籍はほとんどのサイトが初回登録で50%OFFクーポンや様々なキャンペーンを実施しています。
定価500円(税込)の漫画
→書店での購入の場合
500円(税込)
→電子書籍で購入の場合
50%OFFクーポン利用で250円(税込)
お得に読みたいのであれば電子書籍がおすすめというわけですね。
まとめ:漫画は電子書籍派が多い
電子書籍と紙の本、使い分けをしている人のアンケート調査によりそれぞれのメリット・デメリットがわかりました。
これらのメリット・デメリットからわかったことは、漫画は電子書籍派が多いということ。
特に電子書籍は「安い」「スペースを取らない」「いつでもどこでも読める」という利便性の高さが魅力。
もちろん紙の本には紙の本にしかない魅力があります。
好きな作家の本やずっととっておきたい、本棚に並べたいという場合は電子書籍と紙の本での使い分けも一つの手です。
ただし使い分けが面倒、という人は漫画においては紙本よりもメリットが目立つ電子書籍がおすすめですね。
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