そんなわけで「乙嫁語り9巻ネタバレと感想」をまとめてみました。
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【52話~61話】乙嫁語り・ネタバレ【9巻】
では以下に「乙嫁語り9巻」のネタバレを書いていきます。
わかりやすくポイントを上げていきますね。
- 動物が沢山出てくる!作者の丁寧な描き方に注目!
- パリヤとウマルの恋が発展!甘酸っぱい恋模様が描かれています!
- パリヤのコミュ力上昇!?たくさん友達ができて、徐々に性格が丸くなるパリヤをぜひ見てください。
番外編:いきものがたり
パリヤはカモーラにヤギに「頭突きされないためにはどうしたらいいか?」と尋ねます。カモーラは「高いところへ逃げる?」と自信無さげに返答します。それに従いパリヤは藁が高く積まれた上に逃げて「これで頭突きされまい」とヤギに向かってしめしめとした顔をします。しかしヤギはどんどん上ってきて最終的にパリヤは子ヤギに埋もれてしまいました。
コウノトリが巣を作った家には幸せが訪れるという伝承があるため、パリヤは結婚を夢見て家の上に魚を撒きます。すると大量の鳥が来て傍からすると不気味な絵図らになってしまいました。
ロステムが家の鶏を逃がしてしましました。母親に怒られると想像したロステムは土で鶏らしき像をいくつも作り、代わりにします。しかし結局母親には怒られるのでした。
アミルの愛馬スルキークはとても賢い馬です。アミルが褒めるとドヤ顔をし、注意するとぷいっとそっぽを向きます。カルルクはアミルとスルキークのやり取りを見て「(言葉が)わかるんだ…」と驚いていました。
そんなカルルクにもアラクラという愛馬がいます。アミルを見習いアラクラに話しかけるカルルク。ですがアラクラは落ち着きがなく、カルルクの話を聞きません。最終的にはカルルクの髪を食べたりして全く話を聞かないアラクラなのでした。
ジョルクが暇を持て余し、アゼルに「放牧地にオオカミが出たぞー」と冗談を言います。アゼルはそれを真に受け、一族総出でオオカミ探しに行きました。結果、ジョルクはもう上端だと言い出せなくなりました。
一族総出でジョルクの冗談とは知らずにオオカミ探しをしていましたが、本当に狼が出て羊がやられてしまします!ジョルクは嘘が誠になり思わず「よかったー」と安堵の笑みをこぼしますが、一族からにらまれてしまいました。
バイマトが一族の年配の人からアゼルへの伝達を任されがちです。ジョルクはそれを「おっさんたちって言いにくいことがあると全部バイマトに頼むよな」と指摘しますが、アゼルも言いづらい事があるとバイマトに頼るのでした。ジョルクはそれを見て呆れます。
ジョルクはバイマトに起こったことはあるのか尋ねます。ある、と答えるバイマトですが思い出そうとしても思い出せません。長いこと怒っていないようです。
シーリーンが猫をなでて、その可愛さにメロメロになっていました。そんなところにアニスがやってきてシーリーンを呼びます、するとシーリーンは猫にメロメロ状態のまま「にゃーん?」と返事をしてしまいます。それには思わずアニスはメロメロ。シーリーンは照れて顔を覆い隠すのでした。
飼っている猫がぷうぷうといびきをかいて寝ていました。シーリーンはそれを見てかわいいと言います。そこでアニスが「この子ねごとも多いのよ」と教えてあげます。シーリーンは「どんな?」と尋ねます。するとアニスは「うなな~?ふむ~ん?」と言ってモノマネします。そんなアニスを見てシーリーンは可愛いと思うのでした。
サーミとサームにライラとレイリは見分けがつくのか?と尋ねます。それに対してサーミとサームは「だいたいは」と適当な答え方をします。そして「ライラ?」と呼ぶとライラが「なによっ」と返事をし、これで見分けがつけると言わんばかりに指を刺される双子なのでした。
双子は入れ替わったら夫たちが気付くか試そうとたくらみます。そして一緒に居るとバレるからふたりっきりで会わないとならないと考えます。しかし入れ替わって二人っきりになることを想像すると「それはだめよ‼」「よくないよくない」と計画を断念するのでした。
タラスが羊の放牧や水汲みや縫物をしています。その顔はどこか寂し気です。愛馬のチュバルがそれを察してタラスにすり寄ってきました。タラスもそれに答え「大丈夫よチュバル」と返しました。
チュバルに乗って移動するタラス。チュバルは何か語り掛けるようにタラスの方を向きます。何かを察したらしいタラスは「そうね、どこへでも行けるわね」と言ってチュバルに乗って野を歩いていくのでした。
52話:パリヤのパン
カモーラに誘われパリヤは竈へ行きます。
カルルクの姉は「あのふたりが友達になるなんて」と驚き、パリヤの母親は「これで少しでもカモーラを見習ってくれれば」と2人を見送ります。アミルは2人を見ながら自分も生きたかった様子。一方カモーラはパンが同じようなものしか作れないからからパリヤに教えてね、と笑顔で話しかけてきました。
パリヤは不器用ながらに返事をしました。そして竈に行くと大変女の人達で賑わっていました。そこに2人が到着するとカモーラとパリヤが一緒に居ることに驚かれます。そしてカモーラは周りの人とそつなく話します。そして周りの人はパリヤにも話しかけ始め、パリヤはぎこちなくうつむいて答えました。カモーラはそこにサラッと自然に助け船を出します。その後、パリヤとカモーラはパンを作りながら結婚の話に花を咲かせます。そしてカモーラの提案で今日焼いたパンを渡したらどうか?という話になります。
パリヤはそれに乗ることにしました。一方ウマルは家の修繕の手伝いをしていました。そこにパリヤが焼きたてのパンを持ってやってきます。しかしパンで顔を隠したまま。顔が見たいウマルはなんとかして覗こうとしますが、パリヤはさっさとパンを渡して走って逃げようとします。
それを引き止めるウマル。そしてこの水路で見かけた時の話を始めました。パリヤは照れて「あれはたまたま!」と言い訳しますが、ウマルは、本当は結婚の話が乗り気じゃなかったのではないかと言い出しました。水路の掃除では生き生きしていたのにウマルと居るときのパリヤは照れて嫌そうな印象を与えてしまっていたため、ウマルはそう思ったのです。
パリヤはそんなことはないといおうとしますがうまく言葉が出てきません。脳内会議でカモーラが言った「うまく言おうとしなくていい」と言ったことを思い出します。そこでパリヤは渡したパンを再度返してもらい、パンにつけた模様の願掛けを1つ1つ解説していきます。そして最後に「ですから、決して嫌だなんてことはありません」と顔を真っ赤にして伝えました。ウマルはそれに「ならよかった」と笑顔になります。
しかしパリヤの方は「そちらの方は私みたいなのが相手で」と不安をぶつけます。ウマルはそれに「女の人ってめそめそ泣くじゃないか」と言います。ウマルはそんなめそめそしたのが苦手だし、なんかパリヤとは気が合いそうだし「だから君でよかったと思ってる」とパリヤに伝えます。
そうするとパリヤは何やら大人しくなって、安心したような顔をします。そして2人は荷車で帰っていきました。そして帰りながら結婚できればそれでいいけど結婚するならウマルがいいと思うパリヤなのでした。
53話:ウマルはどんな人?
パリヤの家は直っていませんが店は借りの店を開いて忙しくしているようです。
その中でパリヤはウマルのことを知りたくて母親や父親に聞いて回ります。そこウマルにはいないひとりっこだということ、お母さんは死産だったことを知ります。しかしただ沢山のいとこやはとこと育ったため、兄弟同然の人は多いそうです。パリヤはそれを聞いて平然としていますが、内心はもっと情報が欲しいと飢えていました。
その後、パリヤは父親の周りをうろちょろして情報を仕入れようとしていますそこでウマルは水車が好きという情報を手に入れました。他に何かないか、と思うパリヤですが母親に追い出されてしまいます。所変わって、アミルとカルルクは野に弓の練習をしにいきました。アミルはカルルクに多く口を出してしまい、カルルクは「アミルもういいよ!自分で練習するから!」と拗ねてしまいます。
カルルクは先の襲撃から強くならないと思っているのです。しかしカルルクの義兄に弓を貸すと、すごく力が必要な作りになっていることに気付くのです。これで弓を練習したら相当力がつくな、とカルルクに話しカルルクはそれに対して笑顔で納得します。しかしアミルは強く言ってしまったことにしょげてしまっています。話は変わってパリヤとカモーラはお使いを頼まれました。
しかし、パリヤは父親の仕事場でウマルについての情報収集をしたがっています。それを見たカモーラはパリヤを父親思いの良い娘だと勘違いしてしまいます。
その勘違いに便乗してパリヤは「娘として出来る限りのことはしたい!」と調子いいことを言います。それを聞いたパリヤの父親は感激し、父親の責務である縁談を勧めねばと意気込みます。パリヤはそんな父親を見て内心大喜びです。
54話:語らい(前編)
パリヤの父親とウマルの父親が会って話をします。
ウマルももちろんついてきているので、パリヤはウマルと話したくて仕方がない様子。パリヤは、ウマルは水車が好きだと言うことでそれを口実にデートに誘いたかったようです。しかし嫁入り前に男の人と出かけると世間の目が痛い。そんなところにカモーラが現れます。
「用ってほどじゃないけどうちの近くの家で子猫が生まれたから見に行かない?」と誘われるパリヤ。カモーラの鮮やかな誘い文句に感心するパリヤは他にも色々誘い文句を考えるが、どれもうまくいきません。
そんな中、アミルの家で眉墨用の葉がないことが発覚し、パリヤはお使いを頼まれてしまいます。嫌々なパリヤですが、ウマルが荷馬車で送ってくれることになりました!ウマルとパリヤは、会話が弾まないものの良い空気感で目的地に向かいます。目的地まで着くのは半日かかります。親同士は2人が出かけているのは承知ですが、やや距離が近いのではないかと不安な様子です。
55話:語らい(後編)
ウマルとのお出かけをするパリヤ。でも会話が全然なかなか弾みません。どうすればいいか考えていると、もう目的地についてしまいます。「こんなに近かったっけ?」とパニラはあっけにとられました。
用事が終わり、帰り道では暗い顔になるパリヤ。その途中、歌を歌う女の子たちとすれ違います、するとその歌に興味を持ちウマル。「何の歌?」とパリヤに尋ねます。
そうると「いい事があった時に歌う歌です」とたどたどしく説明します。すると聞きたいと言うウマル。パリヤはそれに答えて歌を歌います。終わると「他は?」とリクエストされてどんどんパリヤは歌います。そうしていると2人の距離は縮まっていい雰囲気になっていきました。
しかしその時、道で倒れている女の人を見つけます!駆け寄る2人!女の人は意識を失います。ウマルは人を呼んでくると言って駆け出し、パリヤは女の人に声をかけ続けるのでした。
56話:盤上遊戯
スミスとアリが旅をしていると、野党に襲われました。
そしてラクダと食べ物を持って行かれてしまいます。前の街前戻って新しいラクダと食べ物を揃えないといけません。盤上遊戯で例えると「ひとつもどる」ということになります。
アゼルは井戸の使用権について所有者ともめています。どこぞの誰とも知らないアゼル達に井戸を貸したくないというのが所有者立ちの意見で、とりあえず今度もてなして親睦を深めようと言うことになりました。
交渉は難航しています。一方アミルはカルルクの為に作った弓が強すぎたという事実を知ります。直そうと言い出すアミルですがカルルクは拒否!このままで練習すると言い張ります。
そして矢じりをつける練習をするカルルク。矢じりはうまくなっていますが、矢羽をつけるのはうまくいかないと嘆きます。そんな話をカルルクのお爺さんとしていると、おじいさんの嫁、おばあさんはこちらに嫁ぐときなじむために弓をやめた、という話を聞きます。カルルクはその話を聞いたら、アミルが弓を止めないか心配になりました。なのでアミルに弓を止めなくていいと伝えます。
しかしそれを伝えるとアミルは何か迷惑なことをしたのかとか、逆に弓をやめた方がいいということなのかと心配します。この誤解は夜になってようやく誤解を解けました。そしてアミルは「おばあさんはやめろと言われてやめたわけじゃないですよ」と言い「狩りをしなくても食べるものがあるのはいい事です」とカルルクに語り掛けます。最後に狩はやめないとカルルクの気持ちを汲むアミルなのでした。
57話:帰途
パリヤは倒れた女の人とその子供の側で、ひたすら声をかけます。
そこにウマルが助けを呼んで帰ってきてくれました。「様子は?」と尋ねられたパリヤは必死に細かく状況を説明します。そして女性は大人たちによって担架に乗せられ運ばれていきました。一行が村に着いて、パリヤははきはきと女性が倒れた時の状況を村の人達に教えます。そしてしばらくすると村の人から女性は落ち着いたという報告を受けます。しかしそうしているともう夕暮れでした。
村の人からは止まっていくよう勧められます。少し恥ずかしいですが2人は泊めてもらうことにしました。歓迎されてご飯を頂き、負担に入るパリヤですがなかなか寝付けません。外に出てみると、ウマルが荷馬車の車輪が壊れてないか確認していました。声をかけるパリヤ。暗くて見えないから故障しているかどうかわからないと言うウマル。そして2人はそそくさと照れながらおやすみなさいと言い合って部屋に戻ります。
次の日、村を出た2人は道中ウマルの好きな水車を見つけました。ウマルは将来水車を作って蓮が作りなどをしたいと夢を語ります。その話を聞いている途中、パリヤは勇気を出してウマルと結婚がしたいということ、布支度が終わるまで待っていてほしいということを告白します!
するとウマルはサラッと「わかった」と答えます。あまりにあっさり答えるウマルにパリヤは「本当ですか?」と何度も尋ねてウマルを疑います。するとウマルはパリヤの肩を掴んでキスをします!そして赤面しながら「責任とるから!」と堂々と宣言!そのこうどうにパリヤは思わずキャパオーバーし、赤面して涙を流し失神するのでした。
58話:仮軸
パリヤはキャパオーバーしながら荷台に乗ります。
しかしそうしていると車輪が折れて荷台が壊れてしまいました!確認すると、車軸が折れてしまったようです。車軸の代わりになる棒が欲しいとウマルは言います。パリヤはそれに機敏に反応して棒を探しに行きました。そして見つけた木の枝を2人で折ることに。しかしその枝が折れた時パリヤが反動で頭からこけてしまいます!ウマルは心配しますが、パリヤは平気だと言って気にしません。
そして棒を削って仮軸にするウマル。車輪に取り付ける段階になりますが、そうなると荷台を持ち上げないといけません。パリヤは女だてら荷台を持ち上げ、活発に動いて車輪修理を手伝います。
その様子がウマルにとっては好印象だったようで、ウマルは何度もパリヤを見て微笑みました。そして車輪が完成したときのパリヤの元気はつらつとした言動に「君は本当におもしろいな」「すごくいい!」と絶賛して満面の笑みを浮かべるウマル。パリヤは何がいいのかわからない様子です。
しかし結局仮軸は曲がっていて荷台は暴れ、乗れる状態には直りませんでした。結局おパリヤが馬を引き、ウマルが荷台を押して帰ることにしました。息が切れるほどの距離を歩く2人。そこにカルルクの家の婿が迎えに来てくれました。村に帰ると皆からとても心配され叱られる2人。しかし2人はなんだか絆が深まったようです。
59話:尋ね人
村にパリヤらが助けた女性とその夫と子供がやってきて「多分若い兄妹だと思います」と言って村の人にパリらとウマルのことを尋ねました。
そんなことも知らずにパリヤとウマルは2人でリンゴを渡したり、お菓子をあげたり楽しいやり取りをしていました。村の人はなんとか尋ね人の恩人の兄妹を探そうとしますが村の子供達はみんなわからない様子。
そんな時カルルクはもしかして、とパリヤとウマルを紹介します。すると大当たり。助けられた恩人からはお礼の品を受け取ります。しかし2人の親は交際しているか微妙な男女が一緒に居たという事実を知り冷や汗をかいてしまいます。「2人は結婚が決まっていまして」と流れで尋ね人に紹介されるパリヤとウマル。
つまり許嫁であると公認で認められたのです。パリヤはそれを聞いて、頭の中で「許嫁」という単語が何度も巡るのでした。
60話:友だち
カモーラが友達を連れてパリヤのところに訪ねてきました。
布支度が大変なパリヤのために皆にする方が楽しいからと外で刺繍することに。しかしパリヤは刺繍が大嫌い。皆で集まっても仏頂面で刺繍を進めます。カモーラはそれを見て「迷惑だったかな?」とパリヤに尋ねます。迷惑じゃないと大きい手ぶりで否定するパリヤ。でも刺繍をしているとイライラするのだといいます。
そう告白するとカモーラの友人の1人が「パリヤさんの気持ちわかるわ」と同調してくれました。丸めて捨てたくなる、と言う彼女にパリヤは強くうなずきます。だからせめて喋りながらしていたいという彼女。また刺繍するときは手は別に生き物だと思うようにしている、とも言いました。パリヤは「そんな手があったのか」という顔をして聞き入っていました。その後、パリヤ達は恋の話に夢中になります。
パリヤの婚約者はどんな人?という話題から自分たちの好みの男性など楽しく話します。そこにアミルがやってきて彼女たちの仲間に入りました。アミルはカルルクの為の帽子を縫います。そうしているとカモーラの友人のもう1人が「パリヤさんって割と面白い人だったんだねー」と言います。
いわく、パリヤは機嫌わるそうにしていて反応がキツイため怒ってるのだと思っていたのだそう。パリヤはそれを聞いて全力で「そんなことないです!」と否定します。アミルは「パリヤさんは優しくていい人ですよ」と言い、ティレケやカモーラもそれに頷きます。そうしてお話ししながら刺繍をする集いは行われ、当分やろうと約束して解散になりました。しかし、遅々として進みません。
後日、友人にパリヤがみんなでやっちゃおう、刺繍の図案も合わせてしまおうと提案します。パリヤはそんな友達の優しさに思わず涙しました。
その後、パリヤは作業するウマルに声をかけに行きます。今日の夕暮れ前にため池の所に来てほしいと頼みました。ウマルは顔を赤くして分かったと返事をします。それだけ言って去るパリヤ。しかし顔は真っ赤でした。
61話:これからのこと
パリヤとウマルは夕暮れ時ため池の前で約束通り落ち合いました。
そしてそこでパリヤはウマルに刺繍した帽子をプレゼント。ウマルは照れながら被ります。サイズはピッタリでした。お礼を言うウマルに顔が真っ赤のパリヤ。
一方パリヤの両親は、とうとう半壊した自宅が出来て喜んでいました。これでまた新しい生活が始まります。そしてまずはアミル宅からお引越し。お世話になりましたとパリヤはアミルに言います。アミルはこれからもいつでも来てくださいと返しました。
その言葉に思わず素直に微笑むパリヤ。そしてパリヤの父親は自宅での仕事を再開。そこで知り合いの息子を働き手として使ってくれないかと頼まれます。了承する父親。こうして小さな変化が少しずつ増えていきました。
一方パリヤはカモーラさんや友達たちと共に近所で生まれた猫を見に行くパリヤ。そこで猫に膝に乗られてゴロゴロ喉を鳴らされるとパリヤはその可愛さに負けてしまい、飼っていいか両親に確認しに行きます。
両親は淡泊な返事で了承しましたが、いざ飼いだすと子猫の可愛さにもうメロメロ!こうしてパリヤ家は猫のいる生活になることに。そして後日、新築祝いに村人を呼び、父親はアミルの家にお世話になったとお礼を言います。パリヤはその宴会に混ざらず、ウマルと家の屋根でお喋りします。
ウマルはパリヤに隊商宿をやりたいと話します。その夢を聞いて「いいと思います!」と力強く肯定するパリヤ。そして宿ならパンが売れるから自分はパンを焼く!と提案。ウマルもそれに大いに乗り気です。こうして二人の話は大人が知らない所で盛り上がっていきました。
【考察】乙嫁語り・感想【9巻】
今回は動物についての四コマ漫画と、ウマルとパリヤの仲の進展が中心でした。
動物描くのが本当に上手な作者さんです!今回出てきた猫もかわいい!
そしてウマルとパリヤの仲は進展どころか巻の終わりには安定して、仲睦まじく婚約者らしい会話をしてたのがもうニヤニヤしてたまりません。人間関係の成長が丁寧に描かれていることも乙嫁語りの良さですね。
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