緊張感のある展開はもちろんのこと、ページをめくった際にガッツポーズしたくなるようなアツい場面が多いのもこの漫画の魅力ですね。
そんな怪獣8号の2巻について、ネタバレ感想と考察などをまとめてみました。

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【8話~17話】怪獣8号・ネタバレ【2巻】
防衛隊の試験に人型怪獣が現れ、ピンチに陥ったキコルを助けたのは怪獣に変身したカフカだった。
2巻はそんなカフカが防衛隊に入隊し、最初の任務へと赴きます。
自分の経験を活かし、防衛隊の役に立とうとするカフカでしたが、そこにまたしても人型怪獣の姿が・・・。
緊張感あふれる展開が待っている怪獣8号2巻のネタバレがこちら。
第8話
怪獣の姿になったカフカに驚くキコル。
怪獣になったカフカはフォルティチュード9.8を計測した。
この数値は例えるなら歴史に残る大怪獣。
とてつもないパワーでキコルを襲った怪獣を一発でぶっ飛ばしてしまうカフカ。
変身を解いたカフカは無茶をしたキコルにもっと自分を大事にしろと声をかける。
第9話
防衛隊の亜代と保科が到着した時にはすでに怪獣はカフカが倒した後。
保科は怪獣8号が以前現れた時も、討伐者不明の怪獣がいたことを思い出す。
再び病院で治療を受けているカフカ。
そこに訪ねてきたミナは四ノ宮キコルを助けたカフカに対し、感謝の言葉を言うがカフカは何も返さなかった。
カフカ「話しかけるのは隊員になってからだ」
再度決意するカフカ。
トイレでスマホ片手に試験会場での怪獣被害ニュースを見ているのは例の人型怪獣。
怪獣は被害がゼロだったことに驚いているようだ。
そしてトイレから出た人型怪獣はあっという間に人間に変身し、何食わぬ顔で怪獣清掃業者の仕事に戻るのであった。
第10話
予想外の怪獣襲撃がありつつも、試験は終了。
病院で療養しているカフカのもとに市川が合否通知の封筒を持ってくる。
場面は試験合格者の入隊証書授与式。
主席はやはり四ノ宮キコル。
しかしキコルはあの戦いは本当はカフカの功績だったことを思い出していた。
遅れて授与式にやってきたカフカ。
試験の結果は不合格だったが、保科宋四郎が「候補生」として側で鍛え上げることを提案し、カフカは首の皮一枚で繋がったともいえる試験結果に。
だが保科の本当の目的は日比野カフカを監視することだった。
第11話
入隊から2ヶ月が経過。
市川は驚異的なスピードで力を伸ばし、各々の新入隊員も訓練を続けていた。
そしてキコルが55%という大幅な開放戦力を記録していた隣で、日比野カフカはついに開放戦力が0→1%へと成長・・・。
毎日切磋琢磨している隊員達は訓練後に風呂で一緒になりそれぞれが防衛隊を目指したきっかけを話して親交を深めていた。
ここでカフカが隊長の亜代ミナと幼馴染とわかり、「詳しく聞かせろ!」なんて盛り上がってしまい、全員のぼせる結果に(笑)
皆が寝静まった中、一人勉強をしているカフカ。
そんなカフカを保科が見つけ、そんなに頑張るのは亜代のためか?と問いただす。
このまま結果が出せなければクビになってしまうが、自分はそうはいかない。
必ずミナの隣で戦うと強い決意を伝えるカフカ。
そんなカフカを認めるように勉強部屋の鍵を渡して去る保科。
決意も新たにしたカフカだったがその直後に警報が鳴る。
保科「言うとる側からやな」
保科「行くで、初任務や」
第12話
相模原に現れたという怪獣のもとへ向かう隊員達。
緊張感漂う車の中でキコルはカフカとの会話を思い出す。
カフカが怪獣を食べて怪獣になったこと、怪獣は特別な兵器のパーツとして使われること、もし怪獣だとバレたら毎日実験の日々で防衛隊の道は絶たれるということ。
そして仮にカフカが人類の敵になった場合「私があんたを殺すから」とキコルは決意していた。
仮設拠点に到着した防衛隊。
作戦は怪獣の「本獣」とそこから生み出される「余獣」の討伐。
新隊員達はこの余獣を作戦範囲内から出さないことが目的。
これは逆に言えば最後の砦であるということ。
保科「戦場で力を示してみろヒヨコ」
かくして夜明けの相模原討伐作戦が始まったのであった。
第13話
初の実践に気持ちが昂ぶっているカフカ。
しかしいくら意気込んでも開放戦力は1%。
あえなく吹き飛ばされてしまい、邪魔者扱いになってしまう。
一方、市川レノが余獣を1体討伐しているのを見て驚く伊春。
レノはカフカが変身しなくても済むように、自ら努力を重ね成長していた。
各隊ともに新人の活躍が目立つ戦場。
遅れをとっているかにみえたカフカはある決意をする。
カフカ「俺は俺の武器を使って戦う」
その武器とは怪獣清掃業者の仕事をしていたときの知識。
余獣を解体し、中身を見ることで核の位置や増殖機関などの情報を保科に伝えるカフカ。
保科「お手柄や」
防衛隊の役に立てたことを喜ぶカフカ。
そしてついに防衛隊の隊長・亜代ミナが動く。
第14話
亜代ミナが本獣へ攻撃を開始する。
ミナの開放戦力は96%。
あっという間に本獣の生体反応は消失。
ミナのとんでもない実力を見て思わず武者震いするカフカ。
そんなカフカのもとに保科が姿を見せる。
ミナの隣に並びたいならあれくらいできなきゃなと言う保科に「じゃあ保科副隊長はあれくらいできるんすか?」と聞く。
保科「無理や」
あっさり認める保科だったが、実は武器適正が違うだけで小型・中型の怪獣に対しては驚異的な戦力を誇る。
後ろから襲ってきた余獣も一瞬で切り刻む刀。
それが保科に適した武器だった。
討伐された本獣から無数に生み出される余獣。
この無数の余獣の討伐が本作戦の大詰めとなっていた。
力を入れ直す隊員達。
そんな中、レノと伊春は怪しい怪獣清掃業者に出会う。
第15話
レノと伊春が出会った清掃業者の青年明らかに様子がおかしかった。
余獣が分裂して発生する増殖機関などがなぜバレたのかぶつぶつ言っている。
ここは危ないから早く逃げろと言う伊春に対し、指を向ける青年。
レノ「避けて!伊春くん!」
撃ち抜かれてしまう伊春、焦るレノ。
そんな二人の前で怪獣としての姿に変身した清掃業者の青年。
その姿は試験会場に現れたあの人型の怪獣だった。
目的は一体・・・?
人語を介し、驚異的な強さで襲いかかる怪獣に対抗するレノ。
ギリギリのところで戦うレノは伊春に逃げるように言う。
それはレノが憧れたカフカのごとく、仲間のために体を張れる男そのものだった。
第16話
キコルがやられたほどの人型怪獣。
レノは自分が勝てるわけがないのはわかっていた。
せめて伊春が逃げる時間を稼げれば・・・そんなレノの姿を見て「気に入らねえ!!」と激昂する伊春。
伊春が気に入らなかったのは守られるだけの自分。
伊春「一緒にあいつぶっ倒すぞ、レノ」
二人は協力して人型怪獣を倒すことを決意する。
突っ込むレノを発雷弾でサポートし、人型怪獣の動きを制限する伊春。
レノはチャンスを見逃さず最大の力で人型怪獣に攻撃を浴びせるが、怪獣の死骸の壁により阻まれる。
「万策尽キた感じかな」
一方、レノと伊春の二人に連絡がつかないことにざわめき出す本部。
キコルとカフカだけが「あいつがきている」と気づくのだった。
第17話
人型怪獣にやられてしまったレノ。
人型怪獣はレノを生け捕りにするため、生きてる以外の機能を殺すという残酷な行為に移ろうとしていた。
レノを守ろうとする伊春だったが、すべて見切られてしまう。
目の前で仲間がやられているのになにも出来ない自分。
必死の思いで武器を手に取るも、弾切れ。
「死んでいいよ」と、伊春に止めを刺そうとする人型怪獣。
「死ぬのはてめぇだクソヤロー」
こういう見開きページの気持ちよさはやはり漫画ならではと言えるでしょう。
人型怪獣の背後に立ったのは怪獣になったカフカ。
カフカのパンチは一撃で人型怪獣の首を飛ばす。
「遅くなってすまねえ」
レノを助けあげるカフカ。
人型怪獣がもう一体現れたことに驚く伊春。
「あーお前がアレか例の」
「怪獣8号」
【考察】怪獣8号の感想【2巻】
カフカが防衛隊に候補生として入隊し、初任務の最中に人型怪獣と再開。
もはや激突必死といったところでしょうか。
2巻は各隊員の魅力、特に古舘伊春と市川レノの関係が掘り下げられていてよかったですね。
それにしても人型の怪獣の目的は一体何なのか?
不気味さが漂う風貌に、いくら攻撃してもまるで効いているような感じがしないのも不気味ですよね。
ちなみにこの2巻で触れられた「怪獣は特別な兵器のパーツとして扱われる」というキコルの台詞は後々に重要となってきます。
3巻以降も楽しみですね。


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