しかし、以前にも刀を折ったり無くしたりしている炭治郎に鋼鐡塚さんは刀を打ってくれません。
じゃあ刀鍛冶の里に行って鋼鐡塚さんに直接会って話をしよう、という流れで刀鍛冶の里編が始まります。
「刀鍛冶の里編」の最初となる「鬼滅の刃12巻のネタバレと感想」をお届けします。

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【刀鍛冶の里編98話~106話】鬼滅の刃12巻・ネタバレ
鬼滅の刃12巻のポイントはこちら。
- 上弦の月が欠けて、無惨様の怒り爆発!
- 炭治郎謎の夢を見る
- 刀鍛冶の里での修行で炭治郎に新たな力を得る
- 上弦の肆・上弦の伍、刀鍛冶の里に襲来
上弦集結
琵琶鬼、鳴女の力によって、上弦の鬼達が無限城に集められた。
- 上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)
- 上弦の弍・童磨(どうま)
- 上弦の参・猗窩座
- 上弦の肆・半天狗
- 上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)
上弦の鬼が一堂に会するのは113年ぶりだという。
上弦の陸、妓夫太郎と堕姫が死んだことにより、上弦の鬼が欠けたため、鬼舞辻無惨に呼び集められたのだ。
無惨は上弦を含む鬼に、産屋敷一族を葬ること・青い彼岸花を見つけることを命じている。
だが、何百年経ってもどちら達成できない。
加えて、今回の妓夫太郎・堕姫の敗北。
これらを受けて、無惨は怒りを露わにする。
無惨の期待に応えられていないことに謝罪の意を込めて頭を下げる上弦の鬼達の中で、玉壺だけは違った。
まだ確定していない情報ではあるが、鬼狩り達に関する重要な情報を掴んだようである。
しかし、113年ぶりに上弦の鬼を殺されて不快の絶頂にある無惨は、まだ確定していない情報を嬉々として伝えようとする玉壺の首を引きちぎる。
「これからはもっと死に物狂いでやった方がいい。私は上弦だからという理由でお前たちを甘やかしすぎていたようだ」
無惨は最後、玉壺に情報が確定したのちに半天狗と共にある場所へ行けと命じる。
誰かの夢
桜が咲く季節、男が縁側に座りながら赤子を抱いている。
長い髪を後ろで結っていること、炭治郎と同じ耳飾りをつけていることが特徴の男だ。
その隣に別の男が座る。
赤子の父親で、炭治郎に瓜二つの男性だ。
父親の名前は住吉、しがない炭焼きである。
住吉にとって、耳飾りをつけた男性は夫婦と子どもの命の恩人だ。
そんな耳飾りの男は住吉に出された茶を飲んだら出て行くという。
しばらく泊めてもらってはいたが、ただで世話になり続けることが忍びないからだ。
住吉は引き止めようとするが、耳飾りの男が考えを変えることはない。
住吉は恩人である男のことを後世に伝えると宣言するが、必要ないと言い切る。
「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ。何の価値もない男なのだ」
自分のことを特別な人間と捉えている住吉に対して、耳飾りの男はそう伝える。
遊郭での戦いの後
炭治郎は夢を見ていた。
同じ耳飾りをつけた男と自分と似た顔をした男が登場した夢だ。
耳飾りをつけた男の最後の言葉を聞き、悲しい気持ちになったところで炭治郎の目は覚めた。
炭治郎が目を覚ますのと同時に、カナヲが炭治郎の病室に入る。
カナヲは炭治郎が目を覚ましたことに驚き、花瓶を落としてしまう。
カナヲの話によると、炭治郎は遊郭での戦いの後、2ヶ月間意識が戻らなかったそうだ。
炭治郎の意識が戻ったことに、カナヲは安堵する。
その後、炭治郎の病室にやってきた、隠の後藤さん、きよちゃん、すみちゃん、なほちゃん、アオイの話によると、善逸は戦いの翌日には目を覚まし、今はもう任務に出ていて、宇髄さんは戦いの後、嫁さんの肩を借りて自分で歩いていたそうだ。
一方で、妓夫太郎に背中から刺された伊之助はすごく状態が悪かったという。
毒が回っていたせいで呼吸による止血が遅れたことが原因だ。
とはいえ、炭治郎が目覚める7日前には目覚めており、今ではすっかり元気である。
そしてみんなの無事を聞いた炭治郎はもう一度眠りにつく。
刀鍛冶の里へ
目が覚めてから1週間後、炭治郎は復活し、伊之助は任務に復帰した。
機能回復訓練を受けている炭治郎は、ふと刀が届いているかどうか気になった。
その話題になると、きよちゃんとなほちゃんは動揺してしまう。
鋼鐡塚さんから手紙が届いており、手紙には炭治郎が刀を破損させたことに対する怒りが見てとれた。
これはまずい、と思った炭治郎に対して、きよちゃんは刀鍛冶が住んでいる里に行って直接会って話してみることを提案する。
行っていいの?と驚く炭治郎であったが、後日お館様からの許可が出たため、刀鍛冶の里へ向かうことなった。
刀鍛冶の里は鬼殺隊にとってとても重要な場所である。
そのため、鬼に襲撃されることを防ぐために、何人かの案内役と複数の鴉を通じて刀鍛冶の里に炭治郎を連れて行く。
その際には、目隠しと耳栓、鼻がいい炭治郎には特別に鼻栓もされた。
案内役が炭治郎を背負って行くのだが、禰豆子が入っている箱を背負っているため、炭治郎は重いようだ。
そして、しばらく時が経つと炭治郎は刀鍛冶の里に到着する。
人を運ぶときはもっと大変そう……。がんばれ案内役さん!
刀鍛冶の里での出会い
刀鍛冶の里についた炭治郎は案内役の指示に従い、最初に長のところへ挨拶に行く。
現在、鋼鐡塚さんは行方不明だそうだ。
鋼鐡塚さんは癇癪を起こしてどこかへ行ってしまう癖があるらしい。
原因が自分にあると感じた炭治郎は刀を折ったり、刃毀れするような使い方をするのが悪いと言うが、長の鉄珍は否定する。
「折れるような鈍を作ったあの子が悪いのや」
そして、まだ体が回復していない炭治郎に対して、里でゆっくり過ごすことを提案する。
何やら里には弱った体によく効く温泉があるらしい。
温泉に向かう途中、炭治郎は恋柱・甘露寺蜜璃に出会った。
浴衣姿の彼女はどうやら温泉に入った後のようだ。
炭治郎とは別の人にすれ違った際に挨拶をしたが、無視されてしまったらしい。
そのことがきっかけでお風呂上がりの気分が台無しになるも、夕飯が松茸ご飯であると知ると、一気に笑顔になる。
その後は歌を歌いながら屋敷に戻る甘露寺さんであった。
炭治郎が温泉に着くと、頭に何かが当たる。
手に取ると、それは人の前歯であった。
先に温泉に入っていたのは、不死川玄弥だ。
前歯が欠けているため、玄弥の歯で間違いないだろう。
炭治郎は服を脱ぎ、温泉に飛び込み、玄弥に話しかける。
しかし、玄弥は話しかけて欲しくはなく、怒って炭治郎の後頭部を掴み、温泉に沈める。
玄弥が出て行った後、禰豆子と2人で温泉に浸かりながら人間関係って難しいなと、炭治郎は思うのであった。
翌日、炭治郎は武器を探していた。
昨日の夕飯を一緒にしていた甘露寺さんに、刀鍛冶の里には強くなるための秘密の武器があるらしい、と言われていたからだ。
しばらく歩き回っていると、仮面をつけた子どもと霞柱・時透無一郎の2人を発見する。
どうやら2人は揉めているようだ。
時透くんは子どもの首筋に手刀を叩き込む。
倒れた子どもの胸ぐらを掴み、無理矢理起こした時透くんに炭治郎は慌てて駆け寄り手を掴む。
手を子どもから離そうと力を込めるもびくともしない様に驚いた炭治郎を他所に、時透くんは炭治郎のお腹に一撃を加える。
「すごく弱いね。よく鬼殺隊に入れたな……」
と蹲っている炭治郎に吐き捨てると、背負っている箱に鬼の気配を感じ出す。
触ろうとする時透くんの手を炭治郎は思いっきり叩き、子どもを救出する。
時透くんは子どもが持っている鍵を要求しているようだ。
修行相手の絡繰人形を動かすための鍵である。
「柱の時間と君達の時間は全く価値が違う」
そう言い放ち、子どもに鍵を要求する時透くん。
炭治郎は時透くんの言っていることは正しいとは理解しているものの、配慮が欠けていて残酷と訴える。
刀を打ってくれる刀鍛冶がいないと剣士は戦えない、お互いがお互いを必要としている、そう訴える炭治郎。
しかし、時透くんはくだらない話に付き合っている暇はないと炭治郎の首筋に手刀を叩き込む。
炭治郎は意識を失ってしまうのであった。
絡繰人形・縁壱零式
目を覚ました炭治郎は子どもに何の鍵だったのかを尋ねる。
実際に見た方が早いと、子どもは絡繰人形の元に案内します。
そこで炭治郎が見たものは、時透くんと人型の人形が戦っている様子であった。
人形の名前は縁壱零式。
子どもの先祖が作った戦闘用絡繰人形である。
時透くんと激しい戦いを繰り広げている絡繰人形ではあるが、老朽化が進んで壊れそうなのだという。
縁壱零式には腕が6本ある。
縁壱零式は実在した剣士をモデルに作られており、その剣士の動きを再現するためには、腕が6本ないと不可能であったそうだ。
この人形が作られたのは戦国時代だったらしく、300年以上も動き続けている。
作成した人の技術が物凄いらしく、今の刀鍛冶の里の者では壊れてしまうともう直せないようだ。
そのため、子どもは時透くんに鍵を渡すのを拒否していた。
時透くんと縁壱零式の戦闘を眺めていると、炭治郎は縁壱零式の顔に見覚えがあることに気がつく。
遊郭での戦いの後、目が覚める直前の夢に出てきた耳飾りの男と同じ顔をしているようだ。
そのことを子どもに話すと、それは「記憶の遺伝」だと言われる。
刀鍛冶の里では、生き物は記憶も遺伝すると言われているようだ。
初めて刀を作る時、同じ場面を見たことが見た記憶があったり、経験していないはずの出来事に覚えがあったり、そういったものを「記憶の遺伝」と呼ぶ。
だから、炭治郎の見た夢はきっとご先祖様の記憶だろうと子どもは言います。
そんな子どもの優しさに触れた炭治郎は子どもに名前を聞くと、子どもは「小鉄」と名乗ります。
そうこうしていると、時透くんの攻撃が縁壱零式にヒットし、鎧が壊れる。
縁壱零式が傷つく様子を見ていられなくなった小鉄くんはその場から逃げ出してしまう。
森の中に逃げた小鉄くんを鼻を頼りに追いつき、泣いている小鉄くんに話しかける。
自分で自分を駄目な奴だと卑下する小鉄くんを励まし、炭治郎は一緒にがんばろうと声をかける。
人形が壊れるところを見たくなかった小鉄くんではあったが、炭治郎の言葉を受け、戦闘訓練を見届けると決心します。
その後、炭治郎と小鉄くんは時透くんと縁壱零式のところへ向かうが、前から時透くんが歩いてくる。
どうやらもう戦闘は終わってしまったらしい。
いい修行になったと言う時透くんは、炭治郎と小鉄くんのことをすでに忘れている。
刀が折れたからと、斬り落とした縁壱零式の腕にある刀を貰っていくと宣言し、折れた刀の処分を炭治郎に押し付けてどっか行ってしまいます。
そんな時透くんの一連の行動に悪意の匂いが感じられなかった炭治郎はわざとじゃないんだろうなと思うものの、納得いかない様子である。
時透くんとのやりとりを終えると、小鉄くんの姿がないことに気がつく炭治郎。
近くを探すと、縁壱零式の側に立つ小鉄くんを発見する。
雨が降り出しても一切動じない小鉄くんに炭治郎は動作確認を提案する。
ハッとなった小鉄くんが縁壱零式を触ると、再び動き始めた。
縁壱零式が動いたのを確認すると、小鉄くんは炭治郎に言う。
「あの澄ました顔の糞ガキよりも絶対に強くなってくださいね……!全力で協力」
え?今から、と驚く炭治郎を他所に、小鉄くんは続ける。
炭治郎に強くなってもらい、時透くんを罵倒したいらしい。
目的には賛同できないものの、年下の時透くんの強さを見て、負けてらない、もっと強くならないと、そう思っていた炭治郎は小鉄くんと縁壱零式と修行を始める。
修行
縁壱零式は動きの型を変えることできるようだ。
刀鍛冶が剣士の弱点をつく動きを組んで戦わせることで、本当に意味のある戦闘訓練になるという。
つまり、1人で縁壱零式と戦っていた時透くんは結局時間を無駄にしたことになる。
小鉄くんによって、炭治郎の弱点をつく動きにカスタマイズされた縁壱零式の攻撃は炭治郎を容赦なく襲う。
時透くんとの戦闘時とは違い、真剣ではなく、素振り棒なため、何度攻撃を受けても死にはしないはず。
とはいえ、小鉄くんは分析力が高いものの、剣術を教えたことがなく、人間の命の限界を知らないため、修行は想像を絶するほど厳しいものだった。
小鉄くんの言うことが実践できないと、水や食事を抜かれるため、炭治郎は生命の危機を感じている。
極限状態の中、炭治郎は隙の糸とは違う匂いを感じ始める。
匂いによって相手が次に狙ってくる場所がわかるようになった。
いわゆる、動作予知能力である。
そのおかげもあり、炭治郎は縁壱零式に一撃を与えることに成功し、7日ぶりの食事にありつける。
その後の修行では、食事による回復と動作予知能力によって、縁壱零式と戦えるようになった。
縁壱零式の攻撃を捌き、渾身の一撃を首に放つ直前、壊れたらどうしよう、と考えてします。
そんな炭治郎を見た小鉄くんは斬ってもいい、壊れたら絶対直すからと、言い背中を押す。
炭治郎の優しさを感じた小鉄くんは、死なないでほしい、誰よりも強くなって欲しいと思うようになった。
そして、炭治郎の一撃が縁壱零式の首に入る。
その衝撃を受けた縁壱零式の首が壊れ、中から一振りの刀が出てきた。
2人は人形の中に刀があったことに驚いたものの、抜いてみることにした。
刀は錆びていた。
縁壱零式の中から出た、ということは300年以上前の刀のはずだ。
そう考えると、当然である。
新しい刀が手に入ると期待した炭治郎が涙を流しているところに、筋骨隆々となった鋼鐡塚さんがやってくる。
「話は聞かせてもらった……後は……任せろ……」
そう2人に言い放つと、刀を取り上げようとする。
刀を奪おうとする鋼鐡塚さんと、刀を奪われないようにする炭治郎と小鉄くん。
しばらく取り合いになるものの、怒った鋼鐡塚さんが無理矢理刀を奪い取ることに成功する。
そこへ、鉄穴森さん、という伊之助の刀を担当する刀鍛冶がやってきて、鋼鐡塚さんの急所である脇を責める。
急所への責めを喰らった鋼鐡塚さんはダウンし、鉄穴森さんは炭治郎に挨拶する。
鉄穴森さんの話によると、どうやら鋼鐡塚さんは山籠りで修行していたそうだ。
炭治郎を死なせないため、もっと強い刀を作れるようになるために。
鋼鐡塚さんは剣士に嫌われて担当外されることが多かったため、ずっと依頼してくれる炭治郎に感謝しているようだ。
復活した鋼鐡塚さんは錆びた刀を鋼鐡塚家に伝わる日輪刀研磨術で磨き上げるために、刀を自分に預けて欲しいと伝える。
結局、刀は鋼鐡塚さんに預けることになり、炭治郎の修行は終わりを告げた。
上弦の肆・伍、襲来
修行の翌日の夜、炭治郎は玄弥の部屋でお煎餅を食べながらゆっくりと過ごしている。
炭治郎は昨日の出来事を話すも、玄弥は友達のように接してくる炭治郎にイライラしていた。
玄弥とのやり取りの途中、炭治郎は玄弥の前歯が揃っていることに気がつく。
前に会ったとき、玄弥の前歯が抜けていたことを覚えている炭治郎は不思議に思う。
玄弥は見間違いだと言うが、炭治郎は否定する。
なぜならば、返そうと思って前歯を持っているからだ。
そんな炭治郎のことを気持ち悪いと感じた玄弥はさらにイライラする。
結果、炭治郎は部屋から蹴り出されてしまいます。
玄弥の部屋から追い出された炭治郎は自分の部屋で禰豆子と一緒に寝ていた。
そんな炭治郎の元へ時透くんがやってくる。
時透くんは炭治郎の鼻を摘み、強制的に目覚めさせ、鉄穴森さんがどこにいるか尋ねます。
意識がはっきりした炭治郎は鼻を摘まれたことに驚きつつ、おそらく鋼鐡塚さんと一緒にいるだろう、と質問に答える。
鉄穴森さんは時透くんの新しい刀鍛冶のようだ。
そのため、鉄穴森さんの居場所を探している。
鉄穴森さんを探す時透くんに、一緒に探そうか、と炭治郎は提案する。
なんでそんなに人に構うのか、そう感じた時透くんは炭治郎になぜ?と質問します。
炭治郎には炭治郎のやるべきことがあるだろうに、時透くんはそう感じています。
「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっている」
炭治郎の言葉に時透くんは驚く。
頭の中で上手く整理できていないようだ。
とはいえ、寝ていた禰豆子が起きると、興味の対象は禰豆子に移っていた。
時透くんは言葉に表せないが禰豆子がすごく変な生き物に感じるようである。
そんなやり取りをしていると、2人は部屋の外に誰かの気配を感じ取る。
部屋に入ってきたのは上弦の肆・半天狗。
半天狗の襲来は2人にとって衝撃的だった。
炭治郎も時透くんも目視するまで鬼と認識できなかったからだ。
それほどまでに、半天狗の気配のとぼけ方が巧かったのである。
半天狗の目は裏返っており、数字を確認できなかったが、2人は間違いなく上弦の鬼と判断し戦闘体勢に入る。
『霞の呼吸・肆ノ型 移流斬り』
移流斬りは相手の懐に潜り込み、下から斬り上げる技。
しかし、半天狗の顔に斬撃は当たるも、仕留めるには至らない。
『ヒノカミ神楽 陽華突』
時透くんの攻撃を避けるために、天井に張り付いてる半天狗に炭治郎が突き技を放つ。
しかし、これも致命傷にはならない。
炭治郎の攻撃を避けるために、床に降りた半天狗に鬼化した禰豆子が蹴りを放つ。
蹴りを受けて転がった半天狗の頚を時透くんが斬り落とす。
通常であれば、鬼は頚を斬られると死ぬ。
しかし、上弦の陸・妓夫太郎と堕姫のようにただ斬っただけでは死なないケースがあることを炭治郎は知っている。
「時透くん油断しないで!」
その直後、半天狗が分裂した。
一方には頭が生え、もう一方には体ができた。
分裂した半天狗に挟まれている時透くんを助けるために、炭治郎は片方を受け持つ。
炭治郎が斬りかかるのは錫杖を持っている積怒、時透くんが斬りかかるのは扇子を持っている可楽。
時透くんの刀が届く前に、可楽が扇子で風を起こし、時透くん、炭治郎、禰豆子は吹き飛ばされてしまう。
炭治郎と禰豆子はなんとか遠くに飛ばされずに済んだが、時透くんは遠くに飛ばされてしまった。
その結果、半天狗の相手は炭治郎と禰豆子でするしかない。
風をなんとか凌いだ炭治郎と禰豆子だったが、積怒の追撃が襲う。
積怒の攻撃は左手に持った錫杖を地面に叩きつけることで、周囲に強力な電気が発生する。
電気をまともに喰らってしまい、意識が飛びそうになってしまう炭治郎は屋根に誰かがいるのを発見する。
それは銃を構えた玄弥だった。
【刀鍛冶の里編98話~106話】鬼滅の刃12巻・感想
最初は妓夫太郎・堕姫が敗れたことに対して、残りの上弦の鬼達に無惨様が怒りをぶつけるところからでした。
下弦の鬼達を集めた時といい、無限列車の後の猗窩座の報告の時といい、無惨様は常に怒っていますね。
とても怖いボスです。
炭治郎の夢に出てきた耳飾りをつけた男、おそらく縁壱と言うのでしょう、今後にも関わってきそうです。
そのほかにも、炭治郎が隙の糸とは別の匂いを習得することによって、戦闘力が大きく上がったはずです。
響凱の屋敷で出会ってから遊郭まで、4人で一緒に戦っていたので少し寂しい気もしますね。

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