炭治郎達はどのようにして半天狗を討伐するのか、「鬼滅の刃15巻、刀鍛冶の里編のクライマックスのネタバレと感想」をまとめました。

- 鬼滅の刃12巻ネタバレと感想
- 鬼滅の刃13巻ネタバレと感想
- 鬼滅の刃14巻ネタバレと感想
- 鬼滅の刃15巻ネタバレと感想
読みたい場所からどうぞ
【刀鍛冶の里編125話~127話】鬼滅の刃15巻・ネタバレ
上弦の肆・半天狗と炭治郎、禰豆子、玄弥、甘露寺さんが戦っている。
現在、半天狗の分身体である憎珀天と痣を出現させた甘露寺さんが戦っているが、本体の頚を斬らない限り、憎珀天は消滅しない。
人間であり、体力が有限の甘露寺さんはとても不利な戦いを強いられています。
夜明けが近づいているが、夜が明けたら半天狗は逃げ出します。
つまり、タイムリミットは甘露寺さんの体力が尽きるまで、あるいは夜が明けるまでです。
鬼滅の刃15巻、刀鍛冶の里での最後の戦いのポイントはこちらです、
- 逃さない
- 決着と克服
- これからの戦い
- 戦いの後
逃さない
夜明けが近い。
依然として半天狗の本体は逃げ続けている。
玄弥は何本も木を引っこ抜き、半天狗に向けて投げつける。
木の投擲のせいで一瞬動きが止まった半天狗に禰豆子が襲い掛かる。
しかし、半天狗の逃げ足は速く、捉えることはできない。
炭治郎は追いかけようとするも、先ほど憎珀天の攻撃が左足に大きなダメージを与えたため、踏ん張りがきかない。
そんな炭治郎の脳裏に善逸の言葉が再生される。
『自分の体の寸法や筋肉の一つ一つの形、全てを認識してこそ本物の”全集中”なり』
善逸の育手の言葉を炭治郎は実践する。
筋肉の繊維、一本一本、血管の一筋一筋まで空気を巡らせ、力を足だけに溜める。
そして、溜めた力を一息に爆発させる。
一瞬で半天狗との距離を詰めた炭治郎は、そのまま頚に刃を振るう。
今度は爆血を帯びた刀が半天狗の頚の硬度を上回った。
「お前はああ、儂がああああ、可哀相だとは思わんのかァァァァア!!!」
刀が頚の半分ほど通過した途端、半天狗は怒り、姿が大きくなって炭治郎の顔を掴む。
弱い者いじめをするな、と叫びながら炭治郎の顔を潰そうとする半天狗の手を玄弥が阻む。
半天狗と玄弥の力は拮抗していたが、禰豆子が爆血を浴びせると形勢は変わる。
玄弥が半天狗の腕を引きちぎり、炭治郎を解放する。
しかし、玄弥は鬼化しているため、半天狗の手で燃えていた炎が移って燃えてしまう。
そして、炭治郎と禰豆子、半天狗は崖から転落。
最初に起き上がったのは半天狗だった。
甘露寺さんと戦っている憎珀天が力を使いすぎているため、半天狗の再生が遅くなっている。
半天狗は回復のため、人間の血肉を求めて炭治郎の刀が頚に刺さったまま歩き出す。
「待て、逃さないぞ……地獄の果てまで逃げても追いかけて頚を斬るからな……!!」
決着と克服
炭治郎の言葉にぞっとする半天狗だったが、正面に人間がいることに気がつく。
回復するため、人間の元へと走る半天狗を炭治郎は追いかける。
もう一度、全集中で距離を詰めようとしたところに、刀が投げられた。
縁壱零式の中にあった刀で、鋼鐡塚さんが玉壺の攻撃を受けながらも研ぎ続けていた刀だ。
時透くんが鋼鐡塚さんから無理やり奪い、炭治郎に投げ渡した。
時透くんに感謝しながら、刀を抜き、全集中で地面を蹴る。
『円舞一閃』
半天狗との距離を一気に詰めた炭治郎はそのまま新しい刀で半天狗の頚を斬り落とす。
頚斬るのとほぼ同時に、夜が明け始める。
今の禰豆子に日の光を遮断するものはない。
禰豆子を心配する炭治郎は急いで戻ろうとするが、なぜか禰豆子が近寄ろうとする。
禰豆子を日陰に避難させようとする炭治郎に、禰豆子が後方の異常事態を知らせる。
なんと、頚を斬られたはずの半天狗が近くにいた里の人を襲っている。
炭治郎は近くに転がっている斬ったはずの半天狗の舌を確認すると「恨」の文字があった。
本体は「怯」だったと記憶している炭治郎はまだ戦いが終わっていないことを理解する。
しかし、このタイミングで陽が昇り始め、禰豆子が焼け始めてしまう。
禰豆子を日の光から守ろうとする炭治郎。
しかし、禰豆子を守っている間、里の人は半天狗に狙われたままだ。
炭治郎と禰豆子以外はみんな崖の上にいる。
里の人を助けられるのは炭治郎しかいない。
だが、炭治郎が禰豆子の側を離れると、禰豆子は陽に焼かれて死ぬ。
禰豆子を抱えての移動では間に合わない。
炭治郎はどちらかを見捨てないといけない。
決断できずに迷っている炭治郎を禰豆子が突き飛ばす。
空中で確認した禰豆子の顔は陽に焼かれているのにもかかわらず笑顔だった。
炭治郎は半天狗を追うことに決めた。
匂いを嗅ぎ分けて、半天狗本体の位置を探る。
近くにいることはわかるが、姿が見えない。
匂いで色や形を捉えると、頚を斬られたままの分身の中に、本体がいるのに気が付いた。
もっと鮮明に匂いで鬼の体を覗くと、心臓の中に本体を見つけた。
半天狗が里の人に追いついたとき、炭治郎も追いついた。
「命をもって罪を償え!!」
分身の心臓の中にいた半天狗の頚を斬った。
体が塵となっていることから、今度こそ頚を斬ることに成功した。
だが、炭治郎の心は晴れない。
禰豆子を犠牲にしたからだ。
その時、助けられた里の人が、炭治郎を呼びかけ後ろを指差す。
そこには禰豆子が立っていた。
日の光を浴びながらも、ちゃんと生きている。
これからの戦い
定期的に禰豆子の血を調べていた珠世さんは、禰豆子の血の成分が短期間に何度も何度も変化していることに驚いていた。
そして、なぜ禰豆子がずっと自我を取り戻さずに、幼子の状態でいることを考えている。
禰豆子にとって、自我を取り戻すことよりも重要で優先すべきことがあり、それは太陽の克服ではないかと推測していた。
無惨は珠世や禰豆子のような一部の鬼を覗く、全ての鬼の情報を知ることができる。
半天狗は死の寸前、太陽を克服した禰豆子の姿を見ていた。
そのため、その情報が無惨にも渡った。
怒り以外の感情もあるんだな〜、なんて思いました(笑)。
ついに太陽を克服する鬼が現れた。
それは無惨が長年待ち望んでいた鬼だ。
太陽を克服する鬼が現れたことによって、無惨に2つの変化がある。
青い彼岸花を探す必要がなくなること、増やしたくなかった鬼を増やす必要がなくなったこと。
そもそも、無惨はなぜ青い彼岸花を探しているのか。
その答えは無惨の過去にあります。
鬼の祖である無惨も、元は人間だった。
平安時代に生まれた無惨だったが、二十歳を迎える前に死ぬと言われていた。
少しでも生き永らえるために、平安時代の善良な医者が無惨に薬を与えていた。
しかし、病状は悪化する一方であったため、無惨は怒り医者を殺害してしまう。
実は医者の薬が効いているとわかったのは医者を殺してすぐのことだった。
強靭な肉体を手に入れた代わりに、太陽の下を歩けない、という問題を抱えてしまった。
平安時代の善良な医者が作った薬の調合は試作段階だったため、”青い彼岸花”という薬の作り方がわからない。
ただ、その薬には実際に青い彼岸花が使われていた。
どこに青い彼岸花が生息しているか、栽培は可能なのか、といった情報は殺した医者しか知らなかった。
そのため、太陽を克服するため、青い彼岸花と太陽を克服できる体質の者を探すことの二つを優先していた。
そして見つけた太陽を克服した鬼。
無惨は禰豆子を取り込んで、太陽を克服することを誓う。
戦いの後
太陽を克服した禰豆子は喋ることもできた。
日に焼かれて塵になって消えてしまうと思っていた炭治郎は生きている禰豆子に抱きつく。
そして、抱きしめながら禰豆子の無事を喜ぶのであった。
その様子を少し離れたところで見ていた玄弥は2人を祝福していた。
憎珀天と戦っていた甘露寺さんはなんとか攻撃を凌ぐも、体力の限界を迎え憎珀天の攻撃にやられる寸前で木の竜と憎珀天が崩れた。
本当にギリギリのタイミングでした。
時透くんは炭治郎達と合流する。
炭治郎は刀を渡してくれた感謝を述べつつ、時透くんの無事を安堵する。
炭治郎からのお礼に対して、時透くんもお礼を述べた。
おかげで大切なもの、失われていた記憶を取り戻せたからだ。
そして、甘露寺さんが走ってやってくる。
みんなに抱きつき、勝ったこと、みんなが無事に生きていることを喜ぶ。
こうして、誰1人欠けることなく、刀鍛冶の里での戦いを終えるのであった。
【刀鍛冶の里編125話~127話】鬼滅の刃15巻・感想
まず、本体が小さいから見つけるのに苦労しますね。
鼻が効く炭治郎と耳がいい善逸あたりはそこまで苦労せずに見つけられそうですが、他の人ではどうでしょう。
人によっては憎珀天を抑えつつ、本体を探して頚を斬ることができるかもしれませんが、柱でも1対1で戦ったら勝てるかどうか怪しい気がします。

漫画を電子書籍で読みたい!
でもどれを選べばいいかわからない・・・
迷ったらこちらの電子書籍3選がおすすめ!
作品数やキャンペーンが整っている電子書籍です。
料金体系 | 1冊単位の購入,分冊版,読み放題 |
---|---|
品揃え | 55万冊以上 |
クーポン・キャンペーン割引 |
料金体系 | 1冊単位の購入 |
---|---|
品揃え | 64万冊以上 |
クーポン・キャンペーン割引 |
料金体系 | ポイント購入、月額コース |
---|---|
品揃え | 32,000以上 |
クーポン・キャンペーン割引 |