今まで見たことなかったようなフィリップの姿にも注目です。
そんな風都探偵8巻のネタバレと感想をぜひご覧ください。

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- 風都探偵2巻のネタバレ・感想
- 風都探偵3巻のネタバレ・感想
- 風都探偵4巻のネタバレ・感想
- 風都探偵5巻のネタバレ・感想
- 風都探偵6巻のネタバレ・感想
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【66話~74話】風都探偵・ネタバレ【8巻】

風都探偵8巻のポイントがこちら。
- フィリップの初めてのお泊り
- ブラキオサウルスの本名判明
- ブラキオサウルスが設置していた謎の装置
各話のネタバレはこちら。
第66話 bたちの宝物1/夕陽泥棒
今回の依頼人はカメラマンの弁財天源十郎。
依頼内容は、夕日泥棒を捕まえてくれ、というもの。
源十郎は美しい夕日の写真を見せ、この夕日の風景が盗まれてしまったと語る。
依頼の内容を確かめるため、廃棄場近くの源十郎の家へと向かう探偵事務所の面々。
廃棄場近くから見える夕日は確かに普通ではなかった。
茶色のような紫のような、不気味な色をしていた。
その時、源十郎の家から呼ぶ声がする。
源十郎の仲間たちが訪ねてきたようだ。
源十郎いわく、自分の仲間は知識の怪物、と呼ばれるほどの変人たち。
知識の怪物、という言葉に反応しフィリップは興味津々。
案の定、フィリップは彼らの組織「bbb(ベイサイドバッドボーイズ)」に入ると言って聞かない。
挙句の果てにこのまま泊まると言ってしまう。
わいわいと盛り上がる源十郎の家。
その窓の外では秀夫が静かに佇んでいた。
美しい夕日が見えなくなったというものでしたが、未だその原因は謎だらけですね。
第67話 bたちの宝物2/ベイサイドの懲りない面々
フィリップはすっかりbbbのメンバーと話が盛り上がっている。
bbbのメンバーは依頼人の源十郎を含め、旧車マニアのビリー佛田、風都サイダーコレクターの馬場凡太、アリマニアの暮雨川しおれの4人。
知識を追い求めるフィリップにとってこれほどの知識欲を刺激される場所はなかった。
そんなフィリップの様子を見て翔太郎は自分が助け出した頃のフィリップとは違う、もう立派な人間になったんだなと実感する。
翔太郎は今回の依頼の調査のため、楠原みやびの元を訪れる。
みやびは以前の事件で翔太郎が助けた市議会議員。
現在ではエコロジー研究所で働いている。
どうやらこのエコロジー研究所もあの廃棄場には手を焼いているようだ。
夜、廃棄場ではゴミ処理のために職員が訪れていた。
ゴミの山を片付けようとする職員の前に現れたのは、ドーパントだった。
こういったTVシリーズで縁がある人物が登場してくるのはもはや風都探偵の醍醐味ですね。
第68話 bたちの宝物3/幽鬼出現
ゴミを片付けに来た職員2人に襲いかかるドーパント。
異変を感じたフィリップが駆けつけたときにはすでに1人は溶かされ、1人はドーパントに吸収されてしまっていた。
フィリップはこのドーパントをトラッシュと解析する。
翔太郎に連絡を取りファングジョーカーへと変身するフィリップ。
だが身体能力の高いファングジョーカーからの攻撃をくらってもトラッシュ・ドーパントはびくともしない。
それどころか触れた部分から溶かされしまいかねない。
そこでファングジョーカーは相手に触れる時間が一瞬で済むファングストライザーを放つ。
今度こそ仕留めた・・・はずだったがトラッシュ・ドーパントは周りのゴミを吸収し、再生する。
そしてこのドーパントの正体は一体誰なのか?
第69話 bたちの宝物4/動揺
翔太郎はフィリップにエクストリームで戦うことを提案するが、時間だと言ってトラッシュは退散してしまう。
フィリップは追いかけようとするが、そこにブラキオサウルスが生み出した戦闘員が邪魔をする。
やはりこの事件も裏風都が関係しているのか?
源十郎の家ではbbbのメンバーとフィリップが神妙な面持ちで話をしている。
あのトラッシュ・ドーパントは最初にフィリップの姿を見て明らかな動揺を見せていた。
つまり、この4人の中にガイアメモリを使ったものがいるのだ。
フィリップは自分がガイアメモリの元を作っていたことや過去のことをメンバーに洗いざらい話す。
ガイアメモリを使えばその毒素が身体に周り、犯行に及んでしまう。
これ以上の犯行をさせないため、皆にはガイアメモリの恐ろしさを知ってほしかったのだ。
そして翔太郎は引き続き調査をすることにしてフィリップの元を後にする。
残ったフィリップは一人家の外に佇んでいたが、そこに現れたのは秀夫だった。
この中に犯人がいる可能性があると分かったときのフィリップの気持ちを考えるとやるせないですね。
第70話 bたちの宝物5/ふきだまりの絆
フィリップの前に現れた秀夫。
自分の名前を千葉秀夫だと自己紹介し、フィリップに「なぜそんな憎しみを隠しきれるのか」と問いかける。
過去にはミュージアムに利用されていたフィリップ。
当然憎しみもあるだろうが、今は自分には仲間がいる
仲間がいて、多くのことを乗り越えたからこそ、そんな憎しみは奥底に消え去ったのだと秀夫に語る。
当然、フィリップはすでに秀夫がブラキオサウルスだと見抜いていた。
フィリップに向けて思念波を飛ばす秀夫だったが、フィリップはそれを防ぐ。
フィリップはトラッシュがお前の部下なのか?と秀夫に聞くが、秀夫はその問いをぼやかしたまま裏風都に消えていった。
源十郎の家ではフィリップを含めたbbbのメンバーが揃っているが、今は会話も無いまま時間が過ぎている。
口を開いた源十郎は「bbbを解散する」と言い出す。
この中の誰かが化け物かもしれない、そんな感情を抱えたままでは続けていけない。
そして帰る場所があるフィリップと俺達は違う、相容れないと源十郎は言う。
悩むフィリップは彼らに提案する。
「最後の落日を見に行こう」
しかし今回は依頼人を含めbbbのメンバーの思いをしっかりと受け止め、自分なりの決断を出したというわけですね。
第71話 bたちの宝物6/怒れる廃棄品
bbbのメンバーと夕日を見に行くフィリップ。
どうやら「夕日泥棒」に関してはすべて解析が出来ているらしい。
色が奪われてしまった夕日の前でスタッグフォンを使い、ある粒子を辺りにばらまくフィリップ。
すると粒子がある場所だけがきれいな夕日の色に戻っている。
この粒子が夕日の色を歪ませていたのだ。
フィリップはこの粒子を利用してゴミ捨て場の一部に同じような粒子の発生源を発見する。
その発生源こそが夕日の色を奪っていた夕日泥棒。
そしてゴミの山に隠れている粒子の発生源を設置したのは、あの千葉秀夫だった。
千葉秀夫は粒子の発生装置を設置する際、偶然トラッシュ・ドーパントと出会う。
ゴミの山を守るのが目的のトラッシュを利用し、装置のカモフラージュに使っていたのだ。
フィリップは言う。
トラッシュはこの場所の秘密がバレたら自分を消せと命令されているはず。
でもこのままメモリを自分に渡して欲しい。
突如としてフィリップめがけて走り出す人物がいた。
それはbbbのメンバー・ビリー佛田だった。
トラッシュに変身してフィリップに襲いかかろうとするビリーを間一髪翔太郎が止める。
翔太郎はすでにbbbのメンバーの身元を調べ、目星をつけていたのだ。
ビリーは過去に怪我で足を悪くしてレーサーを引退。
その時にゴミのような扱いを受けたことからガイアメモリに手を出してしまう。
トラッシュのメモリを使いゴミを吸収することで足が動くようになったこともあり、メモリに魅了されてしまった。
そこに秀夫も現れ、トラッシュメモリをビリーに渡す。
フィリップの制止も聞かずトラッシュ・ドーパントに変身した。
以前のフィリップなら考えられなかった行動ですね。
第72話 bたちの宝物7/汚れVS.輝き
襲いかかるトラッシュ・ドーパントはすでに正気を失っており、平気でbbbのメンバーも攻撃していた。
翔太郎とフィリップは仮面ライダーWサイクロンジョーカーエクストリームに変身し、戦いを挑む。
一方秀夫はボーンズを生み出し、ブラキオサウルス・ドーパントに変身。
例の装置を回収するために動き出した。
だが、空の向こうから飛んできた仮面ライダーアクセルブースターがブラキオサウルスに一撃を食らわせる。
入院中だった照井竜だったが、どうやら黙って出てきたようだ。
ブラキオサウルスを照井に任せ、トラッシュと戦うエクストリーム。
一時は不死身のトラッシュの攻撃が決まり、エクストリームが溶け始める。
だが、エクストリームは相手のすべてを閲覧できる上に、その剣で相手の能力を断ち切ることが可能。
トラッシュの相手を溶かす能力はすでに無効化されていたのだ。
第73話 bたちの宝物8/罪の焼却
相手を溶かすトラッシュの能力は封じられた。
エクストリームはアクセルメモリの力を借り、再生スピードを上回るスピードを加えたマキシマムドライブでメモリブレイクをする。
無事ビリー佛田を助け出すことに成功したフィリップ。
罪を償って欲しいというフィリップに涙するビリー。
だが次の瞬間何者かの攻撃がエクストリームを襲う。
それをかばうようにしてビリー佛田は地面に骨の跡だけを残して消されてしまう。
攻撃をしてきたのはオーロラだった。
「万灯雪侍!」怒りを燃やす翔太郎とフィリップだったが万灯はいたって冷静。
ブラキオサウルスには装置の回収を諦めるように言い、撤退しようとする。
そしてオーロラを攻撃しようとしたアクセルの攻撃もスクリームが邪魔をする。
裏風都の幹部が勢ぞろいしていた。
なぜビリーを消したのかという問いに対し、万灯は至って普通に「後始末をした」と答える。
ビリーを消したのは「善意」からくるもの。
風都を汚したままでは帰れない、だから始末をしたと坦々と語る万灯。
人の命をなんとも思わない万灯の態度。
お前こそ本当の悪魔だと叫び、サイクロンジョーカーエクストリームはオーロラと対峙する。
その頃、オーロラVSサイクロンジョーカーエクストリームを見ているときめ。
頭の中に謎のビジョンが浮かんでいた。
それはあのサイクロンジョーカーエクストリームとエターナルの最終決戦だった。
一体これがどう関わってくるのか気になりますね。
第74話 bたちの宝物9/ぼくらがここにいる理由
サイクロンジョーカーエクストリームの攻撃を受けるだけのオーロラ。
万灯雪侍は手出しを禁止している立場上、攻撃はできないようだ。
結局、オーロラもスクリームもブラキオサウルスの生み出したゲートで裏風都へと帰っていった。
鳴海探偵事務所では大怪我をした照井竜を含め、全員が集まっている。
源十郎からの依頼を完結するためにフィリップはみやびさんに頼み事をしていたのだ。
実はあのゴミ処理場は放射性物質が眠っていた。
それがあの粒子と結合し、あのような夕日の色になってしまったのだ。
源十郎はゴミ処理場に佇んでいた。
そこにフィリップが訪れ、シャボン玉のようなものを吹くと、夕日はきれいなオレンジ色に戻った。
みやびに頼んでいたものは粒子と放射性物質の結合を解除する薬品。
驚く源十郎が振り向くと、向こうではbbbの仲間たちが同じようにシャボン玉で薬品を散布していた。
かくして夕日を取り戻す、という源十郎依頼は完了したのであった。
しかも戦いを避けながら目的を達成しようとする狡猾な面も厄介ですね。
【考察】風都探偵の感想【8巻】
風都探偵9巻はフィリップに焦点が当てられたエピソードでした。
夕日泥棒を捕まえて欲しいという突拍子もない依頼から始まったこの事件、フィリップにとっては最終的に辛いものになってしまいました。
気になるのが事件解決後にときめの様子がおかしい点。
風都タワーでのサイクロンジョーカーエクストリームとエターナルの戦いのビジョンは何だったのか。
劇場版を見た方なら気になってしょうがないところですね。
そしてこの9巻で裏風都のメンバーの本名と能力が一応判明しました。
- 万灯雪侍(オーロラ・ドーパント)
- 千葉秀夫(ブラキオサウルス・ドーパント)
- 五条一葉(スクリーム・ドーパント)
→手から怪光線を出す
→巨体による攻撃や化石兵(ボーンズ)を生み出す
→叫び声を高周波に変え、攻撃する
おそらくここまでの展開から予測すると最終的にはフィリップは秀夫と、照井竜は一葉と決着をつけることになりそうです。
いずれも強敵の裏風都にどのように立ち向かっていくのか、これから先の展開が楽しみですね。

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