今回はそんなチェンソーマン13巻のネタバレと感想、そして今後の展開についての考察などもまとめてみました。
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【104話~112話】チェンソーマン・ネタバレ【13巻】
ネタバレ
アサの自室でヨルとアサが会話をしている。
ヨルはめちゃくちゃ機嫌が悪い。
機嫌が悪い理由はチェンソーマンに助けられたから。
ヨル=戦争の悪魔は昔チェンソーマンに負け、食われてしまった。
チェンソーマンに食われるということは世界からその現象が消えてしまう。
つまり戦争の恐怖が無くなり、戦争は怖いものではなくなる=戦争の悪魔が弱くなってしまったということなのだ。
このままでは人から戦争が忘れられてしまう・・・悲しそうに言うヨルを見てアサは少し複雑な気持ちになる。
教室ではデンジが女子のイスになっていた(1分=10円)。
そんな金儲けをしているデンジを吉田が呼び出す。
先日のゴキブリの悪魔と戦ったときにデンジが落とした生徒手帳を返しにきたのだ。
だがデンジは”わざと”生徒手帳を落としていた(バレたいため)。
吉田はデンジがチェンソーマンとバレてしまうと困るのでデンジに提案する。
「女の子を紹介してやろう」
吉田が紹介した女の子はなんとアサ。
吉田はチェンソーマンに助けられたアサをデンジがチェンソーマンの大ファンだからと説明し、紹介する。
アサのチェンソーマンに対するイメージや質問に、まるで自分のことだと言わんばかりに返答するデンジ。
そしてついに「俺がチェンソーマンだ!」とアサに告げる。
アサの返答は「ダサッ」
まるで信じてないアサはデンジをほっといてさっさと帰ってしまうのだった。
灼熱
ヨルは自分がチェンソーマンだと言っているデンジを調べろとアサに言うが、アサは全く信じていない。
だんだんとヨルの性格がわかってきたアサは、逆にヨルを飼いならせるんじゃないかと思うように。
ユウコのお見舞いに来たアサ。
お互いに自分の秘密を話そうということになり、ユウコはその会話の中で一言
「私、昨日人を殺したの」
と言う。
しばらく続く沈黙。
死体は裏庭に埋めてあるというユウコ。
アサはまだ信じられない様子。
ユウコは言う。
「これでお互いに秘密を共有したよね」
「私もアサちゃんの秘密(ヨルのこと)は言わない」
突然のことにアサは驚く。
ユウコは正義の悪魔と契約し、力を手に入れたと語る。
そしてイジメをなくすから自分に任せろといわんばかりにアサに明日学校に来ないよう告げるのだった。
このあたりのコマ割りや間の取り方のテクニックは藤本タツキ先生ならではという感じですね。
焚火
イジメをなくす=アサをイジメる人間をユウコが殺すということ。
そう理解したアサはなんとかユウコを止めようと考える。
だがヨルはここぞとばかりに体の主導権をアサに譲らなかった。
ユウコが学校で人を殺せばチェンソーマンが出てくる。
仮にチェンソーマンが出てこなくてもユウコ=悪魔を殺せばデビルハンター部にも入れる。
どちらにころんでもヨルにとって利があるからだ。
翌日、学校の廊下で鉢合わせるユウコとヨル。
ユウコはイジメっ子を殺したあとにでも戦えばいいでしょとヨルに言うが、ユウコはすぐに逃げるつもりだとわかっているヨルは戦う気満々だ。
「アサちゃんは好きだけど貴女は嫌い」
そう言うとユウコは正義の悪魔に変貌した。
正義と言ってもかなり見た目はおどろおどろしいですね。
学校の襲撃者
ヨルとユウコ=正義の悪魔の戦いが校内で始まった。
突然の出来事に生徒達は驚き、避難していく。
イジメっ子を見つけたユウコ。
ヨルも応戦するが、弱い武器しか作れないため苦戦している。
そこに騒ぎを聞きつけ現れたデビルハンター部。
正義の悪魔相手に善戦・・・したように見えたがあっけなくやられてしまう。
正義の悪魔はヨルの作戦を全てわかっている。
だからもう何もしないでほしいとヨルに告げる。
だがヨルは「もう一つ作戦がある」と言う。
それは「アサちゃんに全部任せ作戦」だった。
一体どんな作戦を考えているのでしょうか?
アサの大切なもの
何かを決意したアサとそれを必死に止めようとする正義の悪魔。
ユウコ=正義の悪魔の静止をよそにアサはヨルに「武器を作る方法」を聞く。
戦争の悪魔の能力は自分のものに振れて名前を呼べば武器にできるというもの。
それを知ったアサは自分の制服に振れて叫んだ。
「制服強強剣!」
アサは自分の制服を剣にして正義の悪魔を止めようと斬りかかる。
だがあっけなく止められる。
「弱っ!」
呆れたヨルだったが、次の瞬間正義の悪魔は細切れになる。
実はアサの制服はアサの母親が死ぬ前に買ってくれたもの。
だからこそこれほどの威力になったのだった。
一転して瀕死になった正義の悪魔。
ユウコを助けようとするアサだがどうすればいいかわからない。
そんなアサに話しかけてくる謎の女生徒。
「私ならその子助けられるけどどうする?」
アサは少し迷いながらも「うん」と頷く。
「いいよ妹の頼みなら」
その瞬間、正義の悪魔は復活。
学校の一部を壊しながら巨大化してしまう。
簡単なイジメのなくしかた
巨大化し復活して正義の悪魔は学校をめちゃくちゃに破壊し始める。
そしてイジメっ子を見つけては殺していく。
倒れたアサ。
その近くにいた女生徒をイジメっ子だと思いこみ、次のターゲットにする正義の悪魔。
「その子を離しな!」
助けに入ったのはデンジ。
デンジは自分の正体をわざとバラすようにチェンソーマンに変身。
正義の悪魔にチェンソーで斬りかかる。
正義の悪魔は相手の思考を読む能力でチェンソーマンの攻撃を予測しようと試みる。
だが当のチェンソーマン=デンジは自分の正体が自然にバレることしか考えていなかった。
倒れていたアサが目を覚ます。
そこにはチェンソーマンがいた。
「チェンソーマン・・・」
ヨルがチェンソーマンを睨みつける・・・。
夜のチャイム
ヨルはチェンソーマンの眼の前でユウコの足=正義の悪魔の足を「ユウコ足剣」にする。
ヨルは私のことを覚えているか?とデンジに聞くが、デンジはそれよりも下着姿のヨルが気になる様子。
そのまま自分が助けた女生徒に、自分の正体をバラそうとする。
その隙をつき、ヨルはチェンソーマンに斬りかかる。
だが次の瞬間チェンソーマンはタコの足に掴まれ、消えてしまう。
チェンソーマンが逃げたと勘違いしたヨルは「自分とは戦う価値もないのか?」と激昂する。
タコの悪魔を使ってチェンソーマンを逃したのは吉田だった。
自然な感じでバラせたのに!とデンジは悔しがる。
もっぱら生徒たちの間では悪魔になってしまったユウコの噂でもちきり。
どうやらユウコはまだ見つかっていないらしい。
アサはいつも路地を走る夢に悩まされていた。
鶏の死骸で埋まっている路地を進んだ先は真っ暗。
決まってそこで目が覚める。
夢にうなされて目覚めたアサ。
インターホンが鳴る。
扉の先にいたのはユウコだった。
悪魔になったユウコはアサを食べたくなるかもしれないから開けないで、と言う。
だがアサはドアを開けてしまう。
デンジの場合は扉でしたが、アサの夢は何かこれから先の暗示のようになっているのでしょうか?
アハハハハ
ドアを開けて悪魔になったユウコと話をするアサ。
ユウコは遠い親戚にデビルハンターがいるからその人のところに行くと言う。
どうなるかわからない。殺されても仕方ない。
アサを助けたのも友達がいないから助けたら友だちになってくれるかも、という願望からだった。
そう言って去ろうとするユウコをアサは引き止め、自分の靴をあげると言う。
いらないなら売って、と言うアサ。
それは以前ユウコがアサに言ったことと同じ言葉だった。
あんなことがあったのに、今だけユウコとアサは二人で笑いあう。
去っていくユウコ。
ビルからビルへと飛び移り、遠くへ向かう。
翌朝。
首を切られ、足を持って逆さ吊りになっているユウコ。
ビルに写るシルエットはチェンソーマンだった。
これは何かありそうです。
猫と犯罪者の間
正義の悪魔=ユウコを巨大化させたのはヨルの知り合いか?と聞くアサ。
だがヨルは「知らない」と言う。
そこに近づいてくる生徒会デビルハンター部。
その中にはあの時ユウコを巨大化させた女がいた。
アサに挨拶をするデビルハンター部の部長兼生徒会長の伊勢海ハルカ。
彼はアサのデビルハンター部への入部を認め、さらに自分の胸にあるスターターを見せる。
それを見て伊勢海ハルカがチェンソーマンだと確信したヨル。
ヨルは制服強強剣よりももっと強い武器を作れとアサに命令する。
アサは自分のせいで周りが不幸になるくらいなら早くチェンソーマンを倒してヨルに消えてほしい。
その願いもあって、ヨルに協力することにした。
どうすれば強い武器が作れるのか?
母親にもらった制服よりも大切なものがあれば良いが、なかなか思い当たらない。
無理に人を武器にする必要は無いが、アサが「殺してもいい人」だと妥協しているため犯罪者などでは強い武器にならない。
逆にかわいがっている猫なら強い武器になるらしいが、アサは拒否する。
そこでヨルが提案してのが「猫と犯罪者の間を武器にすればいい」というもの。
悩むアサは街中でタバコのゴミ拾いをしているデンジを見つける。
タバコを集めたデンジはたくさんのタバコを解体し、それをもう一度タバコにしてホームレスに売りつけていた。
最低な行為ではあるが、アサが考える「猫と犯罪者の間」にデンジはピッタリだとヨルはアサに提案する。
ユウコのような犠牲者を出さないため、そして自分の体をヨルから取り戻すため。
最悪を終わらせるための最悪としてアサはデンジに声をかける。
「私とデートしない?」
デンジはその言葉に即「する」と返事したのだった。
デンジの正体を知らないままデートするというシチュエーション、面白くなりそうな予感しかしませんね。
チェンソーマン13巻の口コミ
第一部からのキャラも所々引き継いで、今後どうなるか目が離せません!
それにしてもデンジはどうやって高校入ったんだろ?
結局、デンジに寄って来る女は例外なく命を狙って来るという。
「戦争」」と「正義」がぶつかり合う。
知り合った友人が、戦場で出会った敵だった。なんてことは映画ではよくある話ですが、
不吉な数字の13巻ではそのものズバリ、アサにできた友人ユウコが悪魔と契約してしまいます。作中「許可なく契約することは犯罪」とアサはいいます。
それじゃあ、なにかしらの認可があれば悪魔との契約は「合法」といえる。
「契約」の果てに悪魔化するユウコ。
だが待ってほしい「人間の意思をもった悪魔」は稀有な例ではなかったか。
デビルハンターは悪魔と契約をしている。だが一部だけだ。
それじゃあ全部を使う「契約」を通せば「悪魔人間」は珍しくないのではないか。「チェンソーマン」の世界で、悪魔は思った以上に社会に根付いているのかもしれない。
もはやそういう運命にあるとしか思えません(笑)
【考察】チェンソーマンの感想【13巻】
チェンソーマン第2部開始から2巻目となる13巻。
段々とキャラクターも出揃ってきたので、この13巻終了時点で各キャラの目的などをまとめてみましょう。
- アサ→ヨルを早く消したいので仕方なく協力
- ヨル→チェンソーマンを倒したい
- デンジ→自分がチェンソーマンだということをできるだけ自然にバラしたい
- 吉田ヒロフミ→デンジの正体がバレると都合が悪いのでデンジの邪魔をする
そしてまさに自分がチェンソーマンだと言わんばかりに胸のスターターを見せた”伊勢海ハルカ”。
あまり強そうでは無いですが、果たしてどうなのか?
さらにはデビルハンター部にいたユウコを巨大化させた謎の女。
この女はネット上の予想では「飢餓の悪魔」と言われています。
これはチェンソーマンの物語のモチーフに使われているヨハネの黙示録の四騎士が「支配」「戦争」「飢餓」「死」というのが理由。
支配=マキマさん、戦争=ヨルなので次は飢餓というわけですね。
果たしてデンジの今後はどうなっていくのか?
今後の展開にも注目していきたいですね。
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