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漫画ネタバレ・感想

【24話~34話】雨と君と2巻ネタバレと感想!【君との秋編】

【24話~34話】雨と君と2巻ネタバレと感想!【君との秋編】
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コイ
コイ
前回は雨の中、絵と字が書ける犬(ほんとはたぬきだけどみんな気付かない)を拾い、その犬と共にのんびり梅雨、初夏、真夏を満喫するお話でした。
デコ
デコ
今回は「雨と君」のネタバレ2巻の感想とネタバレをまとめてみました。
雨と君と各巻のネタバレ・感想はこちら
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【24話~34話】雨と君と・ネタバレ【2巻】

では以下に「雨と君と2巻」のネタバレを書いていきます。
わかりやすくポイントを上げていきますね。

ポイントは3つ
  • 犬?が冬毛になり可愛さ満点!
  • 描き下ろしが多い!ここでしか知れない情報があります!
  • 心がポカポカしてくる内容と共にこの一冊で飽きが満喫できる!
各話数にジャンプ

24話:お月見

秋になり、犬とお姉さんは落ち葉舞い散る公園にやってきて、遊んでいました。

落ち葉の山に突っ込む犬はその中から栗を見つけます。それをお姉さんが足で踏みしめて、とってあげます。茹でないでもそのまま、ばりばり栗を食べる犬。

一方お姉さんはベンチに座って秋を感じています。その後帰ろうとしますが。犬はノートに「やだ」と書いて駄々をこねます。お姉さんは帰る前に、と絵ですすきの絵を描きました。

犬がすすきを探してくれてそれを取ります。そしてスーパーによって家に帰る1匹と1人。それからお姉さんはお団子を作り、犬は前掛けを作ってもらって豊穣の舞を踊ります。そしてできたお団子とススキを飾って、ベランダに行きます。犬とお姉さんはゆったりお月見をするのでした。

コイ
コイ
「風流ですね!お団子を乗せるお皿にもこだわる辺りがまたいいなあ」
デコ
デコ
「紅葉、月見で二つの秋を楽しんでいるのもいいですね」

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25話:りんご

お姉さんのお父さんがリンゴを貰ったので、お姉さんの家にやってきました。

お父さんは料理人で、ここでいいところを見せようとします。まずりんごを兎型に切ります。

犬はむしゃむしゃ食べました。続いての鳥も、綺麗な花型もむしゃむしゃ食べてします。こうなれば剥いてなくて渡しても同じでした。しょぼんとするお父さんですが、犬は喜んでます。

コイ
コイ
「お父さん、腕前を見せたかったのに残念!」
デコ
デコ
「犬?には食べれば同じなんでしょうね。食欲の秋です!」

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26話:換毛期

犬が鏡を見てなにやら自分の顔をもふもふしています。

その後お姉さんの所に行き「何か言うことあるでしょ?」とノートを見せます、ですがお姉さんは「別に」と淡泊な返事。しょぼんとする犬ですがめげずに「よくみて!」とまたノートを見せます。

そこでお姉さんは「頭に葉っぱが二枚乗ってる!」と気付きます。しかしそれは犬も知らないことでした。

「ちがう」と困惑する犬。そして「手かして」とお姉さんの手を引っ張ります。するともっふりとしています。つまり、前より毛が増えているのです!お姉さんもそれに気付いて「冬毛始はじめました」とドヤ顔の犬。しかしお姉さんは「抜け毛すごそう」と抜け毛の心配をするのでした。

コイ
コイ
「もふもふの犬?。かわいいですねえ!アピールがめんどくさい彼女みたいでしたが笑」
デコ
デコ
「冬毛触りたい!お姉さん、もふらせてくれるのいいなあ」

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27話:マラカス

子供が公園で犬とお姉さんにマラカスを見せます。子供が去った後、犬はそれを真似して大きな松ぼっくりを振ります。

お姉さんも似てる似てると拍手してくれました。そこにさっきの子供がベンチに座っているのを見かけます。

セッションをしようと近づく犬ですが、子どもはマラカスを母親にとられたのか持っておらず、どんよりしています。犬は不憫に思い、松ぼっくりを差し出しますが「これはマラカスじゃ、ない」と子供は拒否してしまいました。

コイ
コイ
「子供の頃お気に入りのものってありましたよね。きっとこの子もマラカスが楽しかったんでしょう」
デコ
デコ
「だからこその凄い落ち込みよう。犬?の慰めも通じませんでした」

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28話:風邪

犬が鼻をたらしていました。拭いてもまたたらしてしまうので動物病院に電話するお姉さん。

そして暖かくしてとりあえず安静にすることに。ブランケットに犬をくるんで側で寝かせます。

お姉さんはその間仕事をしています。その途中、ノートとペンが欲しくなる犬。けれど今日はダメと言われてしまいます。「ゆっくり寝なさい。ずっとそばにいるからね」とお姉さんは犬に優しく言うのでした。

コイ
コイ
「”ずっとそばにいるからね”と言ってくれるお姉さん。優しい!風邪の時にかけてもらいたい言葉ナンバーワンですね」
デコ
デコ
「くるまれている犬?がマトリョーシカみたいでかわいいのもポイント高いですね!」

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29話:お仕事

犬が「お仕事何しているの?」と尾根さんにノートの字を見せてきました。お姉さんはそれに対して「いつも本読んだりしてるでしょ?付箋張ったりとか…。ほらパソコン使って色々」と言いますが読書だけを理解して他はよくわからない犬。

するとお姉さんは「してないよ仕事」と衝撃の嘘を言い放ちます。犬は「どくしょは仕事に」と書きますが「入らないね」とお姉さんは一蹴。

そして「それじゃあ君のお仕事は何?」と犬に尋ねます。すると犬は照れたように「秋は松ぼっくりともみじ」と書きます。

それをお姉さんはそれらを売ることが仕事と解釈します。が、しかしそうじゃなく「きれいでしょ?」と並べてきゃっきゃすることが仕事の様。それを見てお姉さんも仕事しよう宣言をします。犬は再度「何のしごと」と尋ね、お姉さんは「小説家だよ」と答えるのでした。

コイ
コイ
「お姉さんは小説家でしたか!どおりで在宅ワークなわけです」
デコ
デコ
「時間の融通も聞くし、犬?に構う時間があるわけです!季節を肌でで感じたりするのも仕事の影響でしょうか?」

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30話:水道

女子高生が通りすがりにお姉さんの犬を見て「アライグマだ、野生の…」と言います。

お姉さんはすぐに訂正して「うちで飼っている犬なんですよ」と言います。しかし女子高生は「でも洗ってますよね?りんご」と公園の水道でリンゴを洗う犬を指差します。

それに対してお姉さんは「おやつのりんごを落としちゃったんですよ」と返答します。しかし女子高生は落としたら洗うのは納得できますが、普通犬が洗うのではなく飼い主が洗うものだ、とまたも指摘します。それに対してお姉さんはいっそ堂々と「アライグマです」と宣言。

まさかの発言に犬、呆然。すると女子高生は「やっぱりそうなんですね」と納得し初めて近くでアライグマを見たことに喜びます。

そして「食べるときはいつも洗うんですか?」と尋ねてきました。それにお姉さんは「ええ、アライグマですから」とまたも堂々と嘘をつきます。犬は食べかけていたリンゴを口からポロリと落として茫然。その後女子高生と別れた後、「うそじゃん!」と抗議する犬と「いーじゃない別に」と微笑むお姉さんがいました。

コイ
コイ
「あまりに堂々とした嘘に思わず犬?も呆然!」
デコ
デコ
「アライグマにも似てますからね、たぬき…いや犬は」

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31話:アジフライ

「ダメよ」とお姉さんは犬に怒ります。犬の手にはお姉さんが落としたアジフライがありました。

食べたらお腹を壊してしまいます、「おやつにサツマイモを切ってあげるから」というお姉さんの言葉もむなしく犬はアジフライを一口!それは宇宙に行く妄想を広げるほど美味しかったらしく、犬はホクホクとした気持ちになって寝転んでしまいました。もちろん、お姉さんの怒号が飛ぶのでした。

コイ
コイ
「犬?にアジフライはダメですね。でも相当美味しかったのは宇宙に行く妄想で伝わります」
デコ
デコ
「あの犬?でもお姉さんの言うことも聞かないこともあるんですね。喧嘩しながらでも健康に仲良くしてほしいです」

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32話:友達

お姉さんの家に友達が二人やってきました。黒髪に優しそうな笑顔のレンと金髪で眼鏡のミミです。

2人はお姉さんが犬を飼い始めたと聞いてやってきたようです。

お姉さんがコーヒーを淹れようとします。そこでレンがアンティークのマグカップをお土産でくれました。お姉さんはそれでいれることにします。犬にも餌の皿をくれました。そしてレンは犬を「かわいいねえ」と溺愛。ミミは思わず「こいつたぬきにそっくり」と言います。

それが犬の気に障ったようで、頭の葉っぱを触ろうとしたら拒否、手でタッチするのもレンは良いのにミミは拒否。

するとミミは「こいつ、全然かわいくないぞ」とはっきり言います。レンは「最低~、自分に懐かないからって~」と言い、犬を使って裏声で「最低~」と言わせます。その発言にミミは怒ったのか「所詮は犬だろ、ほらほらジャーキーだぞ」と意地悪く差し出します。それをパン!と前足で払う犬。そこでコーヒーを淹れるお姉さんが「この子すっごい特技あるよ」と反し始めました。犬はなんのことやらといった顔をします。

「すっごく上手に字が書けるの」と言うお姉さん。それに思わずプレッシャーがかかる犬。「それにかわいい絵も描けるの」と言うお姉さん。またさらにプレッシャーの犬。みんなが期待に満ちた目で犬を見ます。犬はすごくプレッシャーがかかってどうしようもなくなり、その場から逃げだしてしましました。

お姉さんが台所に行くと犬がたそがれていました。「知らない人が2人も来て緊張しちゃったよね」とお姉さんは犬に声をかけます「2人は大事な友達だから紹介したかったの、君のこと」と言い「ごめんね」と謝ります。それで機嫌を直したのか犬は元気を取り戻しました。

その後、友達とお姉さんとで餃子を作ることに。お姉さんは包むのが2人より下手でした。水餃子も作ろうとミミが台所に行きます。そこには犬がいますが逃げてしまいました。でもミミは突然余った白菜を切り出し、普通の餃子が完成した後、犬に白菜のみの餃子を出してあげます。

「仲間はずれじゃさびしいだろ?」とツンデレなミミ。そしてそれを美味しそうに食べる犬。しかし「美味いかあ?」とミミが手を差し伸べたらさっきまでの笑顔が消え、ぺし、と前足で手を払う犬なのでした。

コイ
コイ
「今回はたぬきと言われて懐かない気難しい犬?でした。地雷なんでしょうね。またプレッシャーで書けなくなるところもかわいらしい。でも機嫌が直って、餃子作ってもらえてよかったですね~」
デコ
デコ
「プレッシャーで字が書けなくなって、それでも仲直りをして、そして楽しく過ごすのがこの1人と1匹ですよね。また友達もいい人達!優しい世界でいい~」

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33話:弟

換毛期、毛でボールを作り、お姉さんに怒られる犬。服の毛をとり、掃除機をかけるお姉さん。

そして掃除機の上に乗って遊ぶ犬。「重いから降りて」と言われ、ソファでうとうとする犬ですが目が覚めるとお姉さんそっくりの男性が現れます。お姉さんの双子の弟のテルだそうです。ですがお姉さんと似過ぎていて犬は混乱しています。そんな犬を抱き上げ、モフモフ撫でるテルです。

しかし混乱する犬はカプリ、とテルを噛んでしまいました。テルが家に来たのタンスの組み立ての為の様です。その間お姉さんは買い物に出かけます。犬には「危ねーからあっち行ってろよ」と言うテルですが、犬には伝わらなく、工具を蹴飛ばしてしまいます。

それを見てテルは犬を散歩に連れていく事に。リードがないか探すテルですが全然見つかりません。

そしてそこで犬が出してきたのはいつものカバン。そのかばんの中に入っていそいそと散歩を心待ちにする犬。テルは思わず「それに入って散歩しても意味ねーだろ」とツッコみますが、犬にはわからない模様。そして散歩に出かけた犬とテル。テルはおばあさんと犬の種類が何か立ち話していました。

そこにいきつけの獣医さんがジョギングしてやってきました。犬の種類を聞かれる獣医さん。それにおもわず「た…」と答えそうになりますが「犬」と書かれたノートを持って懇願する犬。そしたら獣医さんはもう「犬ですね」としか言いようがありませんでした。

尋ねていたおばあさんは「それはわかるのよぉ~」と困ってしまいます。そのことを帰宅した時お姉さんに話すテル。そしてお姉さんにこの犬の種類を聞くテルですが、お姉さんも拾ったからわかりません。結局雑種と言うことで片づけられました。

コイ
コイ
「犬?的にはたぬきと言われずセーフ!の回。そしてお姉さんの弟君登場の回でした!」
デコ
デコ
「友達の時と比べてすぐ仲良くやっていましたね。お姉さんの両親とも仲良くしてるので、血筋かな?」

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34話:ハロウィン

お姉さんは大きな和風の家へと訪れました。ワコちゃん、と呼ばれた妊婦さんが出迎えてくれます。

大丈夫?と尋ねるお姉さんにもう安定期に入ったから大丈夫、と言うワコ。そしてお姉さんはワコにお土産に葡萄を渡します。

そこにワコの旦那さんである、お姉さんの弟のテルが現れます。テルは葡萄が好きじゃありません。でもワコが食べたかったからお姉さんは持ってきました。真顔になるテル。そして家の中に入ると黒猫が座布団の上で座っていました。お姉さんが近づくと気安く鳴いてくれます。

そしてテルが「あいつは連れてきたの?」と言うとカバンの中にいる犬をお披露目。寝ていたらしく「どこ?」と困惑。「弟の家だよ」とお姉さんは説明します。そして猫の側に犬をそっとおきます。仲良くできるか見守るワコとお姉さんと、仕事に戻るテル。そして2匹をそっとしておいて、2人は縁側でジャック・オ・ランタン作りをします。2人とも初体験のジャック・オ・ランタン作り。

ナイフを持って、作り方を調べて、いざ作ります!一方猫と犬はというと、犬が猫に完全に無視されています。するとおもちゃ箱を漁り始め座布団を出す犬。お姉さんは勝手におもちゃをいじる犬にワコへ「ごめんなさいね」と謝ります。ワコは気にせず「いえいえ」と言って犬を見守る体制に。

そして犬は座布団をおもちゃ箱から取り出し猫の隣において座ろうとします。が、ねこが横取りしてしまいました。フリーズし、お姉さんたちの方を見る犬。そして猫の方にゆっくり近づきます。猫が犬をペロッと舐めてくれました。犬が遊び道具を持ってきてもペロ、他の道具を持ってきてもペロ、と舐めていて、どうやら犬に猫は懐いた様子です。

そしてお姉さんたちもジャック・オ・ランタン作りの続きを再開します。ナイフでもりもりかぼちゃを切りるのが楽しいお姉さんたち。お姉さんは「こういうの作るの好きだっけ?」とワコに尋ねます。するとワコは「いやあ実はそんなでも」と答えます。

そして「手を動かしていると気が紛れるじゃないですか」とやや不安そうな雰囲気を出します。「やっぱり、色々考えちゃう?」とお姉さんが聞くとワコは元気に生まれてくれればそれでいいと答える反面、仕事に戻れるか不安だと言いました。お姉さんは「不安よね」と肯定します。

そして「でも、とっても楽しみ」と言いました。その言葉にワコさんは笑顔になり「うん!」と元気よく返事をします。そしてできたジャック・オ・ランタンは絵を描く仕事のワコの方が上手に出来上がっていました。でもワコは嬉しそうに「どっちも可愛い可愛い」と言います。そして2人はお茶にするのでした。

コイ
コイ
「”でもとっても楽しみ”と言い切るお姉さんの言葉。弱っている時に元気が出ますね。余分な言葉もなく、素直な感想を言ってくれるところはお姉さんの良いところだと思います」
デコ
デコ
「また、大人になってジャック・オ・ランタン作りをして素直に楽しいと言える感性、持っていたいですね。見習いたいです」

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番外編:POOL

高校生の頃の話です。ミミとレンがまだ髪が長いお姉さんをお昼に誘います。

しかし「お昼は本を読もうと思っているから」と断るお姉さん。すると本を読むお姉さんを囲んで2人がお昼を食べる図になりました。

でもミミが「3人いるんだからおしゃべりでもしながらご飯食べようや」と言い出します。それに注意するレン。「気にせず読書してね」と言ってくれます。しかしそこでお姉さんからぐうと腹の音が鳴ります。どうやら本が読みたくて早弁したようです。「あ、私のお腹の音は気にせず食べていいからね」というお姉さん。しかし2人はパンやおかずを分けてくれるのでした。

そして季節は夏服の季節になり、進路希望調査の件でお姉さんとミミが呼び出されます。先生的にはお姉さんが進路希望の理由が「B判定以上なので」というのと、ミミの「家が自営業だから家の手伝いとか?」という書き方が気に入らないようです。「それっぽく書きなおしゃいいんですね」というミミ。

しかし先生は「進路希望っていうのは自分の人生をどうやっていくのか本気で考える最初の機会なんだ」と2人に教えます。お姉さんはそんなこと考えたことなかったな、と思います。そして冬になり受験シーズン。3人は部屋で炬燵に入って勉強中。お姉さんは先に推薦で合格し、本を読んでいます。ミミは進路を進学に変えました。家を手伝うにしても勉強しといた方がいいと考えたからです。

そしてレンは国立狙って弁護士を目指しているようです。お姉さんは「2人ともえらいなあ。将来のこととか考えてて」言います。お姉さんには明確な目標がありませんでした。「だから、分からない気持ちをなんとなく呑み込むんじゃなくて分からないものはわからないまましばらくやってみようかなって。

自分のそういうところがどこかで何か役立つこともあるかなって」とお姉さんは話します。ミミは「はぁ~なんだそりゃ」と悪態をつき、レンは「なんかステキ…」とお姉さんを褒めます。しかし「ご飯を誘った時からこいつは変だ!」とまたミミは悪態をつきレンは「かっこいいよ!」と返答します。そうして勉強会の夜は更けていくのでした。一方、その最後に、あるたぬき一人ぼっちで川を見つめています。

コイ
コイ
「まだ犬?と会ってない頃のお話ですね。ここで友人2人の名前が初登場しました!」
デコ
デコ
「変わらない友情って素敵ですね。お姉さんは今より表情が硬いかな?犬?といて表情が増えたのかもしれませんね」

【考察】雨と君と・感想【2巻】

コイ
コイ
今回は犬(たぬきとは言わない約束)とお姉さんの日常、秋編と番外編に高校生編が収録された豪華描き下ろしの一冊です。

秋の時期に読むと一層味わい深いものでした。またところどころ良いセリフがありますよね。不安な人に真っ直ぐ素直に返答するお姉さんは本当に素敵だと思います。

デコ
デコ
また仕事を「秋は松ぼっくりともみじ」という犬のシーンが特にいいなと思いました。季節を感じることが仕事、それほど大事なもの、としている犬は良い感性を持っていてお姉さんとピッタリ。次の冬編が待ち遠しいです!
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