遊郭編の導入から本格的な戦闘に至るまでの「9巻のネタバレ・感想」をまとめてみました。
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【遊郭編71話~78話】鬼滅の刃9巻・ネタバレ
鬼滅の刃9巻では、遊郭が舞台で話が進みます。アニメ2期宣伝の画像やPVで内容が気になった方も多いのではないでしょうか。
鬼滅の刃9巻のポイントはこちらです。
遊郭へ
炭治郎、善逸、伊之助、そして音柱である宇髄天元の4人は遊郭へ向かう前に、途中にある藤の家によることに。藤の家の人たちは鬼殺隊を無償で手助けしてくれるため、遊郭に潜入する前の準備をします。
藤の家に着くと、宇髄さんが3人に対して、嫁を探せと指示を与えます。遊郭には以前、宇髄さんが客として潜入したが鬼の情報は得られなかった。そこで嫁に遊郭に潜入してもらい、鬼の情報をより深いところから探すことにしました。
宇髄さんの嫁は3人いて、皆優秀な女忍者、くの一でした。しかし、その嫁達からの連絡が途絶えたため、宇髄さんがもう一度行くことに。嫁からの手紙では遊郭に来る時は目立たないように、とあったため、藤の家に寄り変装してから向かいます。
セリフ:善逸は宇髄さんに嫁がいることに過剰に反応して、伊之助は嫁はもう死んでるんじゃねーの、と言いそれぞれ宇髄さんに腹パン入れられてダウン。宇髄さんといい、不死川さんといい柱には手が早い人多いですね〜
鬼の調査
遊郭に入った炭治郎たちは、宇髄さんの指示のもと潜入を開始する。ときと屋にいる須磨・荻本屋にいるまきを・京極屋にいる雛鶴、この3人の嫁達を見つけ、情報を得ることに。
藤の家で女装するための化粧を施してもらい、炭治郎はときと屋に、伊之助は荻本屋に、善逸は京極屋にそれぞれ宇髄さんに売られる形で潜入し、情報収集を開始します。
宇髄さんも遊郭の様子を探ります。嫌な感じはするが、鬼の気配は感じない。気配の隠し方の巧さから遊郭に潜むのは上弦の鬼である可能性を考えます。
ときと屋に潜入した炭治郎は、京極屋の女将が窓から落ちて死んだこと、最近遊女の足抜けが多く、須磨も足抜けしたと噂されていることを耳にします。
荻本屋に潜入した伊之助は、まきをの部屋に鬼の気配を感じ突撃するも逃げられてしまいます。
京極屋に潜入した善逸も鬼と遭遇。京極屋の蕨姫花魁、この花魁が遊郭に潜む上弦の陸・堕姫(だき)だった。音で上弦の鬼だと気がつくも、堕姫にも善逸が一般人ではないことに気づかれてしまう。
行方不明の善逸
翌日、炭治郎と伊之助は互いに得た情報を交換していた。
そこへ宇髄さんがやってきて、善逸との連絡が途絶えていることを話す。
宇髄さんは、遊郭にいる鬼が上弦である可能性を考えて、階級の低い炭治郎達に帰還命令を出します。
炭治郎は自分たちが1番下の階級”癸”であることが原因だと考えるが、伊之助が否定。
2人の階級は”庚”、下から4番目で全体の中間くらいの階級です。
伊之助は証拠として”藤花彫り”という技術で右手の甲に浮き出た”庚”の文字を見せます。
帰還命令を受けた炭治郎達だったが、命令には従わず、鬼の調査を続ける。
夜になったら炭治郎が伊之助の潜入先に行き、合流して鬼の調査をするようです。
善逸や嫁達が生きていると信じて、炭治郎達は動きます。
炭治郎 VS 上弦の陸・堕姫
明日には遊郭を出ていく、鯉夏花魁。そんな鯉夏花魁の元へ、上弦の陸・堕姫がやってくる。
鬼にとって若い女は栄養価が高い。そして堕姫は美しい人間が好きだ。堕姫が鯉夏を見逃す理由もなく、遊郭を出る前に喰べようとする。
鯉夏花魁は炭治郎の潜入先の人だった。そのため、直前に別れの挨拶とお世話になったお礼を兼ねて話していた炭治郎は堕姫が鯉夏花魁の近くに来ていることにいち早く気がつく。
炭治郎が鯉夏花魁の部屋に戻ると、堕姫が鯉夏花魁を捕らえている姿を発見する。
そしてすぐに戦闘が始まります。鯉夏花魁を離すように叫ぶ炭治郎に堕姫が襲いかかる。
堕姫の武器である帯が炭治郎を攻撃し、隣の家まで吹き飛ばされる。
上弦の鬼の攻撃速度に驚く炭治郎だったが、体が反応できていることを確かめ、堕姫に立ち向かう。
冷静になり、堕姫の能力を分析。鬼の武器は帯、鯉夏花魁を取り込む様子を見ていることから、遊郭で人がいなくなっている原因も堕姫の能力だと考える。
禰豆子を背負っている箱が壊れていないのを確認し、紐が千切れて背負って戦えないことから、箱を置き、堕姫に向かう。
『水の呼吸・肆ノ型 打ち潮・乱』
堕姫の攻撃を捌きながら、鯉夏花魁が捕らわれている部分の帯を切り離すことに成功する。
しかし、少し斬り合っただけで炭治郎の刀はすでに刃毀れしている。上弦の鬼の強さを感じる一方で、炭治郎は自分の体に水の呼吸が適していないことを感じます。
水の呼吸よりも、ヒノカミ神楽の方が威力が出る。ヒノカミ神楽の方が体に合っているから。だが、ヒノカミ神楽は連発できない。連発できるように修行しているが、まだ連発はできない。それが炭治郎の現状。
でも目の前の鬼を倒すためには、ヒノカミ神楽を連発するしかない。
『俺はやれるはずだ、やる!!』そう自分に言い聞かせた炭治郎は、再び堕姫に立ち向かう。
修行を思い出し、心を燃やせと煉獄さんを思い出し、立ち向かう。
『ヒノカミ神楽 烈日紅鏡』
左右広範囲の水平斬りで堕姫の帯の切断に成功する。
先ほどよりも太刀筋が鋭くなった炭治郎に驚きながらも応戦する堕姫。
離れたところから帯で攻撃する堕姫との間合いを炭治郎は詰める。
『ヒノカミ神楽 炎舞』
振り下ろしからの振り上げの二連撃。しかし、一撃目と二撃目の間の隙を捉えて反撃する堕姫。堕姫には帯が炭治郎の首を切断したように見えたが、それは残像だった。
『ヒノカミ神楽 幻日虹』
高速の捻りと回転による躱し特化の舞。視覚の優れていた堕姫は残像を追ってしまい、隙が生じる。幻日虹で攻撃を躱した炭治郎は、隙の糸を嗅ぎ取り、攻撃に移る。
しかし
「遅いわね。欠伸が出るわ」
直前で隙の糸は切れてしまう。堕姫からすると炭治郎の攻撃は遅い。堕姫の攻撃を受けて再び吹き飛ばされてしまう炭治郎。なんとか受け身を取るものの、ヒノカミ神楽を連発した反動が炭治郎の体を襲う。しかし、堕姫は待ってくれない。追撃してくる堕姫の攻撃をしのぎながら、炭治郎は体温を上げようとする。
以前、炭治郎は熱が下がらないことがあった。38度も熱があるのにも関わらず、炭治郎は平気だった。むしろ熱が出ていると体の調子が良く、ヒノカミ神楽を連発して使える。
体温が上がれば、体の調子が良くなり、ヒノカミ神楽を連発できる。そう信じる炭治郎は上弦の鬼である堕姫と打ち合う。
そして、実際に戦いになっている。堕姫も炭治郎のことをしぶといと感じている。
ただ、戦いの形勢は堕姫に傾いているのが現状。炭治郎は戦えているだけ。ヒノカミ神楽の連発は上弦の鬼にも通用している。しかし、これだけでは足りない。炭治郎の目的は鬼を倒すこと。通用しているだけでは勝てない。
命を守るため、これ以上鬼の被害で苦しむ人を出さないため、炭治郎は鬼を倒すため、戦いを続ける。
捕らわれた人々の救出へ
炭治郎が堕姫と戦っている頃、伊之助はいつまで経っても自分の元へやってこない炭治郎に苛立っていた。
炭治郎に夜になったら一緒に探そうと言われて、ちゃんと待っていた伊之助は当然怒ってしまいます。
炭治郎を待つことをやめた伊之助は天井に頭を突っ込み、ねずみを呼ぶ。このねずみは忍獣”ムキムキねずみ”。特別な訓練を受けていて、知能が高く、力も強い。2匹のねずみがそれぞれ伊之助の刀を運んでくれる。
着物を脱ぎ、いつもの猪の被り物をつけた伊之助が、鬼退治に向かう。
その頃、音柱・宇髄天元も動く。善逸と嫁の1人、雛鶴がいなくなった京極屋へ赴き、店主を脅し情報を聞き出す。
店主から蕨姫という花魁が怪しいという情報を聞き、蕨姫の部屋へ向かうが、そこはすでにもぬけの殻。
宇髄さんは鬼の気配を探りつつ、雛鶴の元へ向かいます。
雛鶴の元へ辿り着いた宇髄さんは、情報を聞きます。雛鶴は蕨姫が怪しいと気づいたが、蕨姫にも怪しまれてしまい、自ら毒を飲み京極屋から出ようとした。しかし、蕨姫から”帯”を渡されてしまい、監視され続けていた。
帯を苦無で壁に貼り付けにし、雛鶴から情報を聞いた宇髄さんは、気配を探り、鬼の元へ向かう。
途中、地面の下から誰かが戦っている音を聞き取り、地下の様子を探る。地下には広い空洞と小さく狭い道が複数ある。高身長でガタイのいい宇髄さんが当然狭い道を通れるわけもないため、強硬手段に出る。
『音の呼吸・壱ノ型 轟』
宇髄さんが地面に背中の両刀を叩きつけると、地面は爆発した。
地下での戦い
京極屋にいる伊之助は天井と床をとにかく壊す。
床の下に、地下の空洞へと続く道を見つけた伊之助は潜り込もうとするも、狭い道のため、頭しか入らない。
普通の人間ならば、その時点でこの通路からの侵入は諦めるのだが、伊之助は違う。体中の関節を外せるらしく、頭さえ入ればどこでも通れるのだという。
実際に体中の関節を外した伊之助は狭い穴から地下の空洞を進み、目的地にたどり着く。
そこには、帯に捕らえられたたくさんの人々がいた。その中には寝ている善逸の姿もある。
空洞へやってきた伊之助に堕姫の帯が気がつき、戦闘開始。
伊之助はミミズのように動き回る帯から、捕らわれた人が傷つかないように上手く切り離す。
多くの人を捉えて動きが鈍くなった帯の攻撃は伊之助には当たらず、伊之助は攻撃を交わしながら、どんどん捕らわれた人を解放していく。
どんどんと捉えた人を解放していく伊之助に苛立つ帯に、堕姫から指令が届く。伊之助の顔は美しいから生かして捕らえたいとのこと。
生け捕りは難しいからと捕らえた人間を喰う許可を得た帯は自身を強化する。
するとこれまで効いていた伊之助の攻撃で帯が切れなくなる。
『獣の呼吸・陸ノ牙 乱杭噛み』
技を放ち、帯の切断に成功するも、本体ではない帯を切断したに過ぎず、ダメージはない。
帯はこれまで伊之助が解放してきた人間を再び取り込もうとする。人間を守りながらの戦いに焦る伊之助に解放された宇髄さんの嫁、まきをと須磨が助太刀する。
それでも劣勢なところに、解放された善逸が眠ったまま技を放つ。善逸が加わり、戦いが加速する中、宇髄さんが空洞の天井を爆破し、派手に登場する。
到着後、一瞬で帯を切断し戦いを終わらせる。
「こっからはド派手に行くぜ」
捕らわれた人々を解放した。上弦の陸との戦いに、音柱・宇髄天元も参戦する。
【遊郭編71話~78話】鬼滅の刃9巻・感想
遊郭に女装して潜入。炭治郎は男だとバレるし、善逸は不細工だの売れないだの文句言われ続けていてキレてたりと問題ありでしたね。
伊之助は服を着てるストレス家の中で長く過ごすトレスや話すと声で絶対バレるからと喋るの禁止されたりと不憫だったり、やっぱり普通の人ではないだな〜と改めて感じました。
9巻は遊郭の鬼の正体と、上弦の陸・堕姫との戦いのはじまり、という感じでした。物語の導入部分では鬼滅らしいギャグもありました。10巻では上弦の鬼との戦いが本格的に進むので楽しみです!
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