この14巻では登場人物も増えてきて、だんだんと話が大きく動き始めていきます。
この記事はそんなそれぞれの思惑が交差するチェンソーマン14巻のネタバレ・感想についてまとめてみました。


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【113話~122話】チェンソーマン・ネタバレ【14巻】
ペンギンが見たい!
デンジとのデートが決まったアサは鏡の前でおめかしをしている。
ヨルは本当にあの男を惚れさせられるのか?と心配するが、アサは自分が可愛いという自信があるようで余裕の表情。
そしてデンジとのデート当日。
デート場所は水族館。
水族館でイソギンチャクやヒトデを見るデンジとアサ。
その雰囲気は男女のデート・・・という感じではなく、アサは淡々とイソギンチャクやヒトデについての知識を喋るだけ。
私の言う通りにしていれば楽しいから、というアサだったがデンジはペンギンが見たいといい、先に行ってしまう。
ヨルは「もしかしてお前つまらない人間じゃないのか?」と痛いところをつく。
そんなヨルに対してアサは「私は間違ってない!」と反論する。
???「その通り、アサちゃんはなにも間違っていない」
謎の女生徒が急に話しかけてくる。
女生徒はなぜかアサがデンジを武器にしようとしていることを知っていた。
自らを「飢餓の悪魔(キガちゃん)」と名乗る女生徒。
どうやらヨル(戦争の悪魔)の姉のようだ。
アサに話しかける飢餓の悪魔を止めようとするヨル。
しかしキガの力でヨルは外に出されてしまう。
そしてデンジを武器にするまで水族館から出られないようにした、と飢餓の悪魔は言って姿を消す。
そこに戻ってきたデンジは水族館のあまりの広さに”あの悪魔”が戻ってきたのではないかと察した。
エンドレス水族館
デンジが危惧した通り「永遠の悪魔」が水族館を支配している。
どんなに歩いても続く廊下に不安になってくるアサ。
そんな2人の前に同じように水族館に閉じ込められたデビルハンター部が現れる。
そこには吉田ヒロフミの姿もあった。
デビルハンター部の部長・伊勢海ハルカは自分の指示に従ってもらうと場を仕切る。
まずは休憩所を見つけ、そこで魚を焼いて食料を確保することに成功。
だがアサは魚が苦手で食べられない。
外へ出て気分を紛らわそうとするとそこでデンジとばったり出会う。
デンジは落ちていたカバンの中から1000円を回収し拾い集めていた。
「泥棒!」とアサはデンジを罵倒するが、デンジも負けずと「落ちていたから俺のものだ!」と反論。
デンジのあまりの態度にアサは「あんなやつ武器にしていいよねヨル!」というが反応はなかった。
休憩所に戻るアサ。
たまたま持っていた携帯電話を伊勢海ハルカに見つかり、電波を探して助けを呼ぶように頼まれる。
頑張って電波を探して携帯をつながるようにするアサだったが、バランスを崩してすっ転んでしまう。
下敷きになり真っ二つになる携帯電話。
全員の期待を裏切ってしまったアサは塞ぎ込んでしまう・・・。
今回はメンバーが違うのでここからどのように展開するのか楽しみなところです。
今時の高校生
塞ぎ込んでしまったアサ。
伊勢海ハルカは携帯を壊したアサを責めるが、アサは「チェンソーマンならなんとかしてくださいよ」と反論。
以前伊勢海ハルカの胸にあったスターターを見たアサ。
それ以来伊勢海ハルカ=チェンソーマンだと思っていた。
しかし伊勢海ハルカは「これは自分でつけたものだ」と言い、チェンソーマンに助けを求めて泣き出した。
もう3日以上経過している水族館内。
閉じ込められている面々は精神状態の限界がだんだんと近づいていた。
アサも精神が追い詰められたのか、ブツブツ言いながら再びふさぎこむ。
魚も食べられず空腹のアサ。
そんなアサにデンジは「ヒトデは試したことあるか?」と話しかけた。
この閉じ込められた極限状況でこの事実はアサにとって相当なダメージだったでしょうね。
ヒトデの味
ヒトデを焼き始めるデンジを見つめるアサ。
デンジの周りには学生帽がたくさん集められている。
アサが理由を聞くと、一緒に住んでいる妹みたいなやつの学費を貯めるために金を集めているらしい。
焼いたヒトデを食べる2人。
まずいウニのような味だ。
アサは全然足りないのか、デンジが干していた魚を手に取り食べてみる。
が、やはり苦手なのか吐いてしまうアサ。
反応が面白いアサの姿を見てデンジは「お前の話は面白くねーけど、見てて面白い」と笑う。
デンジの言葉に少し元気が出るアサ。
私面白いでしょ!魅力的でしょ!?と自信を取り戻した様子。
そんなアサは水族館を出る方法についてなにか思いついた様子。
デンジと2人で水族館をまわりお金を回収し始める。
永遠に同じ通路が続いているため、移動すればするほどお金も集まり、ついに100万を超えた。
デンジに少しだけ向こうを向いてもらい、アサは水族館の水槽に触れてつぶやく。
「水族館槍(アクアリウムスピア)」
ペンギンと武器
100万で水族館を買った(本当は買えるわけがないが)アサは武器化に成功。
永遠の悪魔の姿が現れ、閉じ込められた全員は脱出に成功する。
アサに襲いかかってくる永遠の悪魔。
それを間一髪吉田が助け、さらに飢餓の悪魔の影響も無くなったのかアサはヨルと交代。
水族館槍(アクアリウムスピア)が永遠の悪魔を貫いた。
事件は解決し、デンジはアサを家まで送り届ける。
デンジはアサに「また俺とデートして」と言う。
それに少し戸惑いながらもOKするアサ。
「なるほど、この感情が恋か」
ヨルはアサがデンジにまんざらでもないことに嬉しそうだ。
そのままデンジの頭に手を当てつぶやいた。
「デンジ脊髄剣」
地獄から蘇るとやはり以前とは多少違う姿になるようですね。
別れの挨拶
デンジ「デンジ脊髄剣?」
デンジもかつての田中脊髄剣のように武器になってしまうのか?
しかしなんどデンジ脊髄剣とヨルが口にしてもなにも起こらない。
デンジ「アサ脊髄剣」
デンジはさよならに変わる良い挨拶だな!と言ってそのまま帰ってしまう。
なぜデンジを武器にできなかったのか?
アサはまだ自分のことを好きじゃないからだろうとヨルに説明するが、あんなことがあってまだ自分のことを好きじゃないことに少しやきもきする。
後日デンジはアサを映画デートに誘う。
しかしお金がかかることが嫌なアサはビデオレンタルのほうが良いと拒否。
結局デンジの家でビデオを見るデートということになる。
家に来ることになったアサだったが、デンジは家のルールを守るように注意する。
どうやらそのルールを破ったら「最悪、死ぬ」。
その会話を伊勢海ハルカもこっそり聞いていた。
おそらく一緒に暮らしているであろう「あの子」が関係しているでしょうね。
泥棒
デンジの家のルールその1・デンジの家のドア以外は開けてはだめ。
しかしこれはどう考えてもするわけがない。
デンジの家に入るアサ。
ルールその2・冷蔵庫は開けてはだめ。
これも人の家の冷蔵庫はそうそう開けるわけがない。
そして3つ目のルール。
このあと犬の散歩から帰ってくる同居人の前で絶対にデンジとイチャイチャしないこと。
少しびっくりするアサだったが、そんなことはしないと否定。
逆にデンジのことは嫌い!と強く反論するが少し頬は赤くなっていた。
「ちょっと憂さ晴らししたかっただけ!映画見たら帰るから!」と言うアサ。
2人は映画を見始めるがデンジはアサに嫌いと言われたことがショックで色々考えてしまう。
あたまの中はぐちゃぐちゃだ。
ふとアサの方を振り向き喋りかけようとするデンジ。
次の瞬間、デンジの唇はアサに奪われていた。
ヨルがデンジを武器にするため強硬手段に出たのだ。
そこにちょうど犬の散歩から帰ってきた”同居人”。
2人を見るやいなや、こうつぶやいた。
「泥棒」
次の瞬間、同居人の指からヨルの額に鎖が伸びていた。
支配の悪魔の生まれ変わりということでかなり危険そうな存在ですがヨルはどうなってしまうのか?
トライアングル
「ワンワン!ワン!」
犬のように、いや犬そのものになってしまったヨル。
「ナユタ!なにをした!」とデンジは怒る。
少女の名前はナユタ。
やはりあの支配の悪魔の生まれ変わりだった。
ナユタにヨルをもとに戻すように言うデンジ。
ナユタは渋々OKするが、条件を2つ出した。
①私に毎日アイスを食べさせること
②こいつとはもう仲良くしないこと
ナユタはヨル=戦争の悪魔と気づいてはいないようだが、嫌な感じはしているようだ。
もうアサと仲良くできないことにショックを受けるデンジだったが、仕方なく了承する。
そしてアサは記憶を書き換えられ、今日の映画デートはデンジがすっぽかしたということになった。
デンジにすっぽかされた(という記憶に書き換えられた)アサは「なにやってんだろ」と呆然としていた。
そこに近づく吉田ヒロフミは「ちょっと俺に付き合ってくれない?」とアサを誘ったのだった。
支配の悪魔の力はかなりのもののようですが、ナユタ自体が幼いのか戦争の悪魔についてはあまり気づいてなさそうな感じでしたね。
幸福論
デビルハンター部の部室でコーヒーを飲むアサと吉田ヒロフミ。
アサの話に同意してくる吉田の様子を見て、もしかして私のことを好きなんじゃないか?と思い始めるアサ。
君に言いたいことがある、と吉田は真剣に話を切り出す。
ドキドキするアサ。
「もうデンジ君にかかわるのはやめてほしいんだ」
思っていたことと違う話だったからなのか、アサはぽかんとする。
そのまま吉田はアサを置いて帰宅してしまった。
家で横になっているデンジ。
そこに悪魔のにおいを嗅ぎつけたナユタが早くチェンソーマンになって戦ってるところを見せてくれとねだる。
しかしデンジはチェンソーマンってバラしてもナユタが邪魔するからモテないからやる気が無くなってしまったようだ。
だが、ナユタはチェンソーマンになればたくさんの人から愛を貰えるから彼女よりよっぽど良いよと説得。
その言葉にデンジはあっさりと立ち直った。
帰宅の足取りが重いアサ。
同じ人と長く関係を保てない自分に嫌気がさし、ネガティブ思考になってしまっている。
もはや死んだほうが良い、などと思うくらいになっていた。
マンションの横を通りかかるアサ。
急に人が落ちてくる。
なにかやばい。
そう感じたヨルはアサと入れ替わり上を見上げると、マンションのベランダから無数の人が自分を見つめていた。
そしてナユタが感じた悪魔の気配は最後のシーンの落ちてきた人と関係してそうです・・・。
大予言
喫茶店にいるのは吉田と飢餓の悪魔。
吉田のおごりということを良いことに、飢餓の悪魔(キガちゃん)は遠慮無くたくさんのメニューを注文する。
吉田は飢餓の悪魔に本題を切り出す。
ノストラダムスの大予言。
1999年7月に恐怖の大王が降ってくるというこの予言。
都市伝説と言われるこの予言だが、公安は実際に未来の悪魔を囚人に契約させて予言について調べていた。
すると1999年7月に30人中23人の囚人が命を落とす、という結果になった。
吉田はこの件に関して飢餓の悪魔が関わっているのではないかと単刀直入に聞く。
飢餓の悪魔「その30人のうち7人は今週中に命を落としているんでしょ?」
表情一つ変えず、飢餓の悪魔は吉田にそう告げる。
そしてこれから世界を最悪の恐怖に導く一人目の悪魔の名前を吉田に語った。
マンションから次々と人が飛び降りていく。
間違いなくなにかの悪魔の仕業だ。
ヨルの目の前に現れる女性型の悪魔。
ヨルは対抗するために定規を剣にして身構えるが、次の瞬間「戦ってはだめだ」と気付き逃げ出した。
そしてナユタが感じた気配もおそらくこの悪魔。
戦争の悪魔が恐れるほどの悪魔とは一体どんなやつなのか?
チェンソーマン14巻の口コミ
デンジとデートすることになったアサ。
「私ちょっと可愛いし惚れさせるなんて余裕でしょ」と根拠のない自信とともにデートに臨んだものの……。
デートして、ケンカして、自意識が打ち砕かれ、対話を通じて仲直り。
ふたたび出現した「永遠の悪魔」との戦いを通じて「恋愛モノの味わい」をしっかりお出ししてくる。
「正しいことをしたい」アサが、恋愛という「絶対的に正しい選択肢がないモノ」を前に打ち砕かれ、ひと皮むける図式にはうなるばかりです。さらに本巻で「チェンソーマン」における「作中時間」が明確に示されました。
携帯電話が珍しく、DVDではなくビデオデッキ、さらには「1999年の大予言」を控えた世界。新登場のキャラクターに情報、そして先が読めない展開と、この先ますます眼が離せません。
先の読めない予測不能な展開続きで、感情がジェットコースターです。。非情な展開が続きますし、けっこうぶっ飛んだ世界観なので置いてけぼりになることもあるかもしれません。私は結構それもクセになってきて、読む前はちょっと不安に思いながらも毎巻読んでます
吉田ヒロフミの顔は完全に女を殴るタイプの顔(かっこいい) 流行ってるからみんなも流行りに乗っていこう〜!!! 因みに私は3巻ぐらい辺りから読んでました^^ マウントです^^ 古参アピです^^ 吉田ヒロフミの顔をみんなに伝えて、共感して欲しくてレビューしました^^
そんな「先が読めない展開」がまさにチェンソーマンらしいですよね♪
【考察】チェンソーマンの感想【14巻】
チェンソーマン14巻は永遠の悪魔が再び登場。
そしてデンジとアサの関係が少し進展した・・かと思えばナユタによりそれも無かったことに。
さらにすっかりネガティブになってしまったアサの目の前に現れた新たな恐ろしい悪魔は一体どんなやつなのか?
先の展開が気になってしょうがないですが、ここまで話が進展してもまだデンジの正体はバレていないんですよね。
さらに口コミでもありましたが、チェンソーマンの作中時間ではまだ1999年7月が来ていないようです。
水族館のやりとりから「携帯電話が珍しい」ということもあり、おそらくはまだ90年代後半あたり頃と思われますが明確には描写されていません。
チェンソーマンの世界は現実と同じ歴史を歩んでいるわけではない(チェンソーマンが食べた悪魔の存在は消えるため)ので多少のズレはあるでしょう。
しかし吉田とキガちゃんのやりとりを見るに少なくとも「1999年7月より前」であることは確定しました。
15巻も待ち遠しいところですね。


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